連載:ドラフト識者3氏による12球団指名評価

2022ドラフト12球団指名評価(オリックス・ヤクルト編) 会心指名のオリックス、「ポスト村上」見据えたヤクルト

Timely!編集部
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 目玉選手の不在、1位指名に相応しい12人が揃わないなど、一部では「不作の年」などとも言われていた今年のプロ野球ドラフト会議。しかし、だからこそ各球団のビジョン、戦略が例年以上に問われたドラフトだったともいえるのではないだろうか。
 そんな今年のドラフト指名を、ドラフトに精通した3人の識者に、球団ごとにそれぞれ振り返ってもらった。第6回目となる今回はオリックスとヤクルト編。

大学ナンバー1左腕の曽谷はオリックスが単独指名 【写真は共同】

楽しみな顔ぶれ揃った会心の指名【平均評価88.3点】

————リーグ連覇したオリックスの補強ポイントはどこになるのでしょうか?

西尾 若手も充実していて、明確にここが補強ポイントだというのがあまり見えにくいですが、やっぱりピッチャー、左の中継ぎになるかなと思います。あとは遠くない将来にメジャーに挑戦するかもしれない吉田と山本という投打の柱が抜けたらどうするかですよね。

菊地 右の強打者、ホームランを打てるバッターも補強ポイントだと思いますね。

————そんなオリックスは1位で曽谷を単独指名となりました。西尾さんの評価をお願いいたします。
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