日本競馬と凱旋門賞はトラック競技と箱根5区 馬券師・TAROが選んだ「5区」向きの穴馬とは?
9月10日に開催されたアイリッシュチャンピオンステークス。TARO氏はこのレースが前哨戦として1番レベルが高いと見ている 【Getty Images】
日本の競馬と凱旋門賞はまったくの別競技
TARO氏は、前走のエクリプスS(G1)を制して凱旋門賞に乗り込む仏ダービー馬・ヴァデニを有力馬に推す 【Getty Images】
デジタルの数字などよりも実際のレース映像をとにかくたくさん見ることに力を入れています。今は海外でも国内でも、ほぼ全部のレースが見られるので、その映像を分析して予想に活かしています。例えば、その馬がどういう走りをしていたのか、どんな不利を受けたのかといったところも見て、新聞などではわからない部分を映像で確認するという、どちらかというとアナログ的なスタンスで予想しています。最近はAI予想など、さまざまな数値データが手に入りますが、私の場合はアナログ予想という部分が一番の特徴かなと思います。
――海外の馬の情報、映像はどのように集めていますか?
海外のレース映像は集められないと思われがちなのですが、実は普通にネットで見ることができるんです。別に違法なものとかではなく、合法のものです。各国に日本のJRAような統括組織があります。例えば、フランス競馬ではギャロ(France Galop)というところがありますが、そういった組織やメディアなどレース映像を公開していて誰でも見ることができます。馬名をアルファベットで入力して検索すれば、結構出てきます。そうやって、一頭一頭、レース映像を見るというところから始めます。面倒と言えば面倒ですが、私の場合はもう趣味みたいなものなので、楽しみながら見ています。
JRAのホームページでも主要なレースの映像が見られるようになっていたり、海外の競馬を紹介する「主要国 WEBサイトの歩き方」というページもあるので、参考にされるといいと思います。
誰でも見られる情報とはいえ、やはり日本馬よりは少ないので、海外競馬はオッズ的にはおいしくなることも多いですね。そういう意味でも、海外競馬の予想は楽しいですし、好きです。予想のスタンスそのものは国内競馬とほとんど変わらないです。
――凱旋門賞の特徴についてどう考えていますか?
凱旋門賞は芝2400mなので、日本の競馬で言えば日本ダービーやジャパンカップなどと同じように見えるのですが、実際は大きく異なります。もう別の競技と考えた方がいいくらいです。
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