競走馬生産のプロ・岡田牧雄氏の血統哲学 菊花賞馬タイトルホルダー生産の背景とは
現役時代にチャンピオンズカップ、東京大賞典、JBCクラシックのG1を制したサウンドトゥルーと岡田牧雄氏 【撮影:スリーライト】
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突然変異の馬が競馬の歴史を変えていく
2007年の有馬記念を制したマツリダゴッホの父はサンデーサイレンス。岡田氏は丈夫な長距離馬にこだわり競走馬の生産に携わってきたという 【写真は共同】
馬の生産で一番大切にしていることは、「丈夫な馬」をつくるということですね。いくら血統がよくても、いくら見栄えがよくても、脚元が弱ければ走りません。
日本の競馬は、世界に類を見ないほど賞金体系がしっかりしています。出走奨励金も含めれば8着まで(重賞や平地のオープン競走では10着まで)「賞金」がもらえますし、出走手当(特別出走手当)もあります。丈夫で出走回数が多くなれば、獲得賞金で牧場の経営も成り立つのではないかと考えて、これまでずっと努力してきました。「能力のある丈夫な馬を見極める」ということをずっとやってきたように思います。
――種牡馬について、生産者としてどのようなお考えをお持ちなのでしょうか。
世界中、どこを見ても、種馬を制する者がその国のトップになっています。最終的には、リーディング・サイヤーを自分の所有馬として持ちたいという思いはあります。
――これまでの種牡馬で、岡田さんが「この一頭」として挙げるとすると、どの馬になりますか。
それはもう、何と言ってもサンデーサイレンスですね。
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