Bリーグ2022-23開幕特集

チーム改革の三遠、目玉補強の三河… B1全24クラブの補強評価<中地区編>

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川崎でもさらなる成長が期待される納見 【©KBT】

 宇都宮の2度目の優勝で幕を閉じたB.LEAGUE2021−22シーズン。その余韻に浸る間もなく、来るシーズンの準備は始まっていた。昨年はこれまでにないくらい代表クラスも移籍が相次いだが、今年の特徴はヘッドコーチの交代が相次いだこと。しかも、A東京、千葉J、宇都宮というリーグを制した指揮官がクラブを去った。その中で、各クラブは補強を進めている。2022−21シーズンの開幕を前に、B1・24クラブの補強状況を確認しつつ、評価していく。

サンロッカーズ渋谷・評価C

 ライアン・ケリーがケガから復帰したSR渋谷は現有勢力を維持しつつ、最低限と言える2名のガードプレーヤーを補強した。

 小島元基はA東京で5シーズン、ルカ・パヴィチェヴィッチ前HCのもと、厳しい指導を受けてきた。ゲームコントロールはもとよりシュート力にも長け、何と言ってもプレッシャーの強いディフェンスが武器だ。それだけにSR渋谷のバスケにすぐにマッチするのではないだろうか。

 津屋一球は特別指定選手として三遠に入団、ルーキーシーズンを終えてSR渋谷に移籍してきた。津屋も小島同様、プレッシャーの高いディフェンスに定評がある選手。マッチアップの相手を自由にプレーさせない守りは、これもSR渋谷のスタイルにあうだろう。

 精神的支柱だった広瀬健太が引退したが、ベンドラメ礼生をはじめとする中堅が、すでにチームをけん引する存在なので、まず問題ないだろう。チーム力を高めたSR渋谷の今シーズンに期待したい。

●IN
小島元基 ← A東京
津屋一球 ← 三遠

●OUT
高橋耕陽 → 北海道
広瀬健太 → 引退
ジョシュ・ハレルソン → 福島
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