プロ野球は、新型コロナウイルスの影響でまだ声出しでの応援ができないため、試合中の応援は手拍子やミニバットなどをたたいて盛り上げるのが基本です。

　 ただ、神宮球場でのスワローズ戦の場合は、7回裏の攻撃前に東京音頭が流れ、客席で「応援傘（応燕傘）」を振って盛り上げるのが定番。7回以外にも、選手がホームランを打ったときなども「応援傘（応燕傘）」を振ります。客席で無数の傘が振られる様子は圧巻です！

　また、神宮球場は球場自体が非常にコンパクトなので、グラウンドまでの距離が比較的近いのもポイント。その分、打球音や両チームのベンチの声などがよく聞こえるので、より試合の迫力を感じることができます。

　ペナントレースも残りわずか。セリーグ首位（9月19日時点）を独走するスワローズの選手たちは、リーグ優勝、そして、日本シリーズ連覇を目指して試合に挑んでいます。

　 選手の活躍も必見です！令和初の三冠王とホームラン歴代最高記録（61本）を狙う村上宗隆選手をはじめ、史上初の2年連続トリプルスリー（打率3割・30本塁打・30盗塁）の記録を持ち、東京五輪でMVPにも選ばれた山田哲人選手、メジャーリーグでも活躍した青木宣親選手のほか、将来のスター候補と呼ばれる若手選手たちもたくさん活躍しています。

　 選手のことをなかなか覚えられないという人は、各選手の登場曲をチェックするのもひとつの手。打席やマウンドに立つときなどにかかる登場曲は、すべて各選手自身で選んでいます。もしかしたら自分と同じアーティストが好きな選手も見つかるかもしれませんよ。

　神宮球場でのスワローズ戦には、試合観戦を楽しめるポイントがたくさん！ぜひ、はじめてのプロ野球観戦はぜひ神宮球場で東京ヤクルトスワローズの試合を見てくださいね。

　（文：大井あゆみ）