連載:2022年ドラフト先取り展望

元甲子園球児の「成長度ランキング」 大学で進化したドラフト候補10人は?

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浦和学院時代(左)から強打の外野手として鳴らした蛭間は、早大進学後(右)も順調に成長。今年のドラフトの上位候補と目される 【共同、YOJI-GEN】

 高校球児にとって憧れの地、甲子園。かつてその大舞台を経験し、現在は大学4年生となった選手の中で、進学後に最も成長したのは誰か。高校時代からドラフト候補として注目され、大学でも順調に力をつけた選手もいれば、この3年あまりで飛躍的な進化を遂げた選手もいるだろう。10人の成長株をランキング形式で紹介する。

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10位:山口直哉(済美→京都産業大)

 済美高(愛媛)を夏の甲子園4強に導いた夏から4年、山口直哉は関西を代表する速球派右腕に成長した。

 2018年の夏、山口は全5試合に登板し、4試合で完投。準決勝でも疲れがたまるなか、優勝した大阪桐蔭の打線を5点に抑えた。

 当時は真っすぐと変化球の腕の振りが同じで、失投が少ない投手という印象だったが、大学では体重が10キロほど増え、球速が150キロを超えた。カットボールのキレも良い。ドラフト戦線では上位候補とまでは言えないが、済美時代から多くのファンを持つ人気者だけに、ここからの伸びしろに期待したい。

9位:伊原陵人(智弁学園→大阪商業大)

 伊原陵人は、大学で大きく伸びた左腕だ。

 智弁学園高(奈良)では3年生の春に甲子園のマウンドを経験。当時は直球130キロ台で、どちらかといえば「技巧派」のイメージが強かった。大学では安定感はそのままに、球速が150キロ近くにアップ。さらに、対戦した打者たちは「球速以上にキレを感じる」と舌を巻く。

 大商大が昨秋のリーグ戦で5連覇を阻まれたことで、冬場のトレーニングは厳しいものに。長いイニングを投げる力と、1球への集中力を磨いた。直球とともに、カットボールも大きな武器。小柄ながら「実戦力」の高い左腕として期待される。
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著者プロフィール

山口史朗(朝日新聞スポーツ部)

朝日新聞東京本社スポーツ部記者。2005年に朝日新聞入社後は2年半の地方勤務を経て、08年からスポーツ部。以来、主にプロ野球、アマチュア野球を中心に取材をしている。現在は体操担当も兼務。1982年生まれ、富山県高岡市出身。自身も大学まで野球経験あり。ポジションは捕手。

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