連載:プロ野球・スポーツナビ週間MVP

圧巻初勝利、G新助っ人はセ投手でダントツ 野手ではセパ実力者が週間MVP

データスタジアム株式会社

2安打完封で来日初勝利を挙げた巨人のシューメーカー 【写真は共同】

 スポーツナビでは2022シーズンのプロ野球で、週間MVPを選出する。データスタジアム社提供の「WPA(Win Probability Added)」という指標(=その選手がどれだけチームの勝利確率を増減させたかを表す指標)を基に、「セ・リーグ野手」「パ・リーグ野手」「セ・リーグ投手」「パ・リーグ投手」の4部門で選手をランキング化。トップに輝いた選手を、ぜひチェックしてほしい。
 セ・リーグの野手では好機で勝負強さを見せた坂倉将吾(広島)が、パ・リーグでは3本塁打10打点の大活躍で打点リーグトップに躍り出た浅村栄斗(楽天)が1位に輝いた。

 セ・リーグの投手ではシューメーカー(巨人)が来日初勝利を完封でマーク。一方のパ・リーグは9回90球の省エネピッチングを披露した加藤貴之(日本ハム)がトップに立った。

勝負強い打撃で打点を量産した坂倉が1位に

【データ提供:データスタジアム】

1位 坂倉 将吾(広島)
 4月21日の巨人戦で先制2ランを放つと、23日のDeNA戦では追撃の2点タイムリーを記録。24日には延長10回に同点打を放ち、チームの3連勝に貢献した。25日現在、得点圏打率.500をマークしている広島のポイントゲッターが、先週のセ・リーグ野手1位に輝いた。

2位 ソト(DeNA)
 先週に続きDeNAの助っ人がランク入り。4月20日の阪神戦で0-0のまま迎えた延長10回に阪神・浜地から一発を放ち、チームに劇的なサヨナラ勝利をもたらした。25日現在、打率.410、3本塁打と好調を維持しており、今後も自慢の打棒でチームをけん引したいところだ。

3位 西川 龍馬(広島)
 4月20日の巨人戦で先制の1号2ランを放つと、22日からの対DeNA3連戦では全試合でホームを踏む活躍。特に24日の一戦では、ソロを含む3安打3得点の活躍でチームの3連勝に貢献した。今後も自慢のバットコントロールでヒットを量産し、チームを勝利に導きたい。

トップの浅村は6試合で計10打点をマーク

【データ提供:データスタジアム】

1位 浅村 栄斗(楽天)
 楽天の主砲が1位に輝いた。4月20日の日本ハム戦では、先制2ランを含む2安打3打点を記録。翌日の試合でも一発を放つなど、対象期間中は打率.579、3本塁打10打点と大活躍を見せた。25日現在、リーグの打点ランキングでもトップに浮上しており、その存在感は高まるばかりだ。

2位 吉田 正尚(オリックス)
 4月21日のソフトバンク戦では2点ビハインドの9回に起死回生の同点打を放ち、サヨナラ勝利に貢献。24日の試合では3安打1打点を記録するなど、中軸としての役割を存分に果たした。チームを上位へ押し上げるべく、今後も快打を連発したいところだ。

3位 野村 勇(ソフトバンク)
 力強い打撃で監督の起用に応えているソフトバンクのルーキーが3位にランクイン。4月21日のオリックス戦では、プロ初本塁打となる先制弾を放つなど猛打賞の活躍。さらに24日の一戦では1試合2本塁打をマークし、チームの大勝に貢献した。

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日本で唯一のスポーツデータ専門会社。 野球、サッカー、ラグビー等の試合データ分析・配信、ソフト開発などを手掛ける。

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