連載:プロ野球クイズ

プロ野球クイズ<ロッテ編> 阪神編の答えと解説も掲載

スポーツナビ

阪神クイズ答え・解説

阪神クイズ20問、あなたは何問分かりましたか? 【写真は共同】

【問1】2010年、マット・マートンが当時のNPB記録を塗り替える214安打を放ったが、マートンに次いで球団2位の安打記録を持つ選手は?

1.西岡剛
2.赤星憲広
3.鳥谷敬
4.藤村富美男

【答え】4.藤村富美男
【解説】藤村は1950年に191本を記録し球団2位、赤星は2005年に190本を放ち球団3位。西岡は10年に206本を記録したがロッテ在籍時のもの。ちなみに鳥谷は10年の173安打が自身最多だが、同年104打点で遊撃手のシーズン打点記録を樹立。

【問2】2013年10月13日、甲子園球場で開催されたセ・リーグCSファーストステージ第2戦で、9回2死からヒットでつなぎ、桧山進次郎に現役最終打席を回したバッターは?

1.大和
2.俊介
3.マット・マートン
4.関本賢太郎

【答え】3.マット・マートン
【解説】9回2死、ネクストバッターズサークルで準備をする桧山の目の前でマートンが右前打を放ち、桧山の現役最終打席が実現。桧山は広島の守護神キャム・ミコライオの速球を右翼席に運んだ。

【問3】次の助っ人外国人のうち、開幕からの球団連続無安打記録を更新していない選手は?

1.ジャスティン・ボーア
2.ランディ・バース
3.マイク・グリーンウェル
4.ロハス・ジュニア

【答え】3.マイク・グリーンウェル
【解説】バースは開幕から15打席連続無安打と当時の球団ワーストを記録。2020年にボーアが18打席連続無安打、さらに翌年にロハス・ジュニアが21打席連続無安打で記録更新。グリーンウェルは1997年、「神のお告げを聞いた」とわずか7試合で突然退団し帰国した。

【問4】ランディ・バース、掛布雅之、岡田彰布のバックスクリーン3連発は巨人・槙原寛己から放ったが、濱中治、片岡篤史、ジョージ・アリアスの「平成の3連発」は誰から放った?

1.吉見祐治
2.三浦大輔
3.川村丈夫
4.若田部健一

【答え】1.吉見祐治
【解説】濱中、片岡、アリアスの連続本塁打は、1985年のバース、掛布、岡田以来18年ぶりとなる3連発。なお奇しくも阪神は両年でリーグ優勝を果たしている。

【問5】1988年、村山実監督は若手売り出し中であった和田豊、中野佐資、大野久の3人を、当時の人気アイドルグループにちなんで何と呼んで売り出した?

1.たのきんトリオ
2.少年隊
3.シブがき隊
4.男闘呼組

【答え】2.少年隊
【解説】少年隊はデビュー曲「仮面舞踏会」で大ブレーク。当時の村山監督は、若手の和田、中野、大野の3人を「少年隊トリオ」と名付けた。

【問6】阪神には歴代ノーヒットノーラン達成者が9人いるが、次のうちノーヒットノーランを達成していない投手は?

1.井川慶
2.湯舟敏郎
3.川尻哲郎
4.村山実

【答え】4.村山実
【解説】阪神の歴代ノーヒットノーラン達成者は、三輪八郎(1940年)、呉昌征(46年)、梶岡忠義(48年)、真田重男(52年)、バッキー(65年)、江夏豊(73年)、湯舟(92年)、川尻(1998年)、井川(2004年)。村山は1959年5月21日の巨人戦で無安打で完投勝利したものの、失策により2点を失っている。

【問7】「大型扇風機」と呼ばれたセシル・フィルダーを覚醒させたと言われる当時の打撃コーチは?

1.金森栄治
2.石井晶
3.中西太
4.佐々木恭介

【答え】2.石井晶
【解説】フィルダーは1989年に阪神に入団。入団当初は日本人投手の投球に翻弄(ほんろう)され「大型扇風機」とやゆされるが、石井コーチとともに打撃改造に取り組み、その年、本塁打王争いを演じる活躍を見せてリーグ3位の38本塁打を記録。翌年にデトロイト・タイガースに移籍し51本塁打を放ち、メジャーで本塁打王に輝いた。

【問8】セシル・フィルダーは1989年9月14日の巨人戦で、三振した際に地面に叩きつけたバットが跳ね返り、骨折。そのまま戦線を離脱することになったが、誰から三振を喫した?

1.水野雄仁
2.桑田真澄
3.斎藤雅樹
4.香田勲男

【答え】1.水野雄仁
【解説】89年8月まではフィルダーが本塁打王争いを独走していたが、9月14日の巨人戦で骨折し、戦線離脱。パリッシュ(ヤクルト)の42本、落合博満(中日)の40本に次いで、38本で3位となった。

【問9】次の歴代外国人選手でゴールデン・グラブ賞を受賞していない選手は?

1.トーマス・オマリー
2.ジム・パチョレック
3.アンディ・シーツ
4.マット・マートン

【答え】4.マット・マートン
【解説】オマリーは1992年に三塁手、パチョレックは同年に一塁手、シーツは2005〜07年に一塁手で受賞。阪神の外国人選手としては他にジョージ・アリアスが03年に一塁手で受賞している。

【問10】1978年7月25日のオールスター第3戦で掛布雅之が3打席連続本塁打を放つが、それぞれの対戦投手の組み合わせで正しいものは?

1.高橋直樹−藤田学−佐藤義則
2.山田久志−鈴木啓示−東尾修
3.佐伯和司−佐藤義則−山口高志
4.村田兆治−藤田学−柳田豊

【答え】3.佐伯和司−佐藤義則−山口高志
【解説】第一打席は四球、第二打席は佐伯(日本ハム)から、第三打席は佐藤(阪急)から、第四打席は山口(阪急)から3打席連続本塁打を放ち、その試合のMVPに輝いた。

【問11】1990年に阪神投手陣で規定投球回に到達した選手は2人いたが、4勝13敗の仲田幸司ともうひとりは誰?

1.野田浩司
2.マット・キーオ
3.猪俣隆
4.中西清起

【答え】3.猪俣隆
【解説】90年、5勝11敗の猪俣が規定投球回に到達。同年、野田は11勝12敗、キーオは7勝9敗の成績を挙げたが、規定投球回には到達しなかった。

【問12】1999年6月12日の巨人戦で、新庄剛志が槙原寛己の敬遠球をサヨナラ安打するが、決勝のホームを踏んだ三塁ランナーは?

1.坪井智哉
2.田中秀太
3.久慈照嘉
4.関川浩一

【答え】1.坪井智哉
【解説】数ある新庄伝説のなかでも語り継がれる名シーン。4対4の延長12回裏1死一、三塁、4番・新庄が放った打球は三遊間をきれいに抜け、三塁ランナー坪井が手をたたいてホームに生還した。

【問13】2001年に千葉ロッテからテスト入団し、クローザーとして復活。カムバック賞を受賞した投手は?

1.古溝克之
2.遠山奨志
3.成本年秀
4.郭李建夫

【答え】3.成本年秀
【解説】成本は1992年にドラフト2位指名を受け、千葉ロッテに入団。ストッパーとして活躍するものの97年に肘を故障し、2000年に戦力外通告を受ける。01年に阪神にテスト入団すると20セーブを挙げ、カムバック賞を受賞した。

【問14】2003年9月15日、甲子園球場で阪神は18年ぶりにリーグ優勝を決めたが、星野仙一監督は胴上げで何回宙を舞った?

1.5回
2.6回
3.7回
4.8回

【答え】3.7回
【解説】優勝マジックを「2」としていた阪神は、赤星憲広のタイムリーで広島にサヨナラ勝ち。その後、ヤクルトが横浜に敗れ、18年ぶりの優勝が決まった。星野監督の優勝インタビューの第一声は、「ああ、しんどかった」。

【問15】1981年、江本孟紀が「ベンチがアホやから野球がでけへん」と首脳陣を批判したが、当時の監督は?

1.ドン・ブレイザー
2.中西太
3.安藤統男
4.吉田義男

【答え】2.中西太
【解説】1981年8月26日、ヤクルト戦で江本が中西監督の指揮を批判する。翌日、球団から謹慎が言い渡されたが、江本はこれを頑なに拒否。自らユニホームを脱いだ。

【問16】2014年は4人の外国人選手がタイトルを獲得した。マット・マートン、マウロ・ゴメス、ランディ・メッセンジャー、もう1人は誰?

1.呉昇桓
2.鄭凱文
3.クレイグ・ブラゼル
4.ジェイソン・スタンリッジ

【答え】1.呉昇桓
【解説】2014年はマートンが打率.338で首位打者、ゴメスが109打点で打点王、メッセンジャーが13勝で最多勝と226奪三振で最多奪三振、呉昇桓が39セーブで最多セーブのタイトルを獲得した。

【問17】ランディ・バースのエクスポズ時代のチームメートは?

1.ブーマー・ウェルズ
2.マイク・ディアズ
3.レオン・リー
4.ウォーレン・クロマティ

【答え】4.ウォーレン・クロマティ
【解説】バースは1979年にエクスポズに在籍。クロマティは74年、76〜83年に同チームに所属していた。

【問18】2012年に1973年以来のキャプテン制度が復活し、野手キャプテンに鳥谷敬、投手キャプテンに藤川球児が就任したが、1973年にキャプテンを務めていた選手は?

1.吉田義男
2.川藤幸三
3.安藤統男
4.村山実

【答え】3.安藤統男
【解説】1974年から2011年まで阪神でキャプテン制度は採用されなかった。22年の新キャプテンは初めて選手間投票が行われ、坂本誠志郎が選ばれた。

【問19】2012年のドラフト会議は、大阪桐蔭の藤浪晋太郎に阪神含め4球団が競合したが、その組み合わせで正しいのは?

1.阪神、巨人、ソフトバンク、楽天
2.阪神、オリックス、ヤクルト、ロッテ
3.阪神、中日、日本ハム、西武
4.阪神、広島、ヤクルト、オリックス

【答え】2.阪神、オリックス、ヤクルト、ロッテ
【解説】2012年のドラフト会議は阪神、オリックス、ヤクルト、ロッテの4球団が藤浪を1位指名。2番目にくじを引いた和田豊監督が引き当てた。

【問20】阪神は2018年のドラフト会議、「外れ外れ1位」で近本光司を指名したが、1位と外れ1位は誰を指名した?

1.1位:根尾昂、外れ1位:上茶谷大河
2.1位:小園海斗、外れ1位:辰己涼介
3.1位:藤原恭大、外れ1位:上茶谷大河
4.1位:藤原恭大、外れ1位:辰己涼介

【答え】4.1位:藤原恭大、外れ1位:辰己涼介
【解説】1位では大阪桐蔭の藤原を指名したが3球団競合の結果交渉権はロッテへ。外れ1位では立命館大の辰己を指名したが、4球団競合の結果、交渉権は楽天へ。阪神は大阪ガスの近本を単独で指名し、選択確定した。

※リンク先は外部サイトの場合があります

(企画構成:株式会社スリーライト)

2/2ページ

著者プロフィール

スポーツナビ編集部による執筆・編集・構成の記事。コラムやインタビューなどの深い読み物や、“今知りたい”スポーツの最新情報をお届けします。

新着記事

編集部ピックアップ

楽天、「EAGLES SUMMER 20…

ベースボールキング

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント