連載:プロ野球クイズ

プロ野球クイズ<阪神編> オリックス編の答えと解説も掲載

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オリックスクイズ答え・解説

オリックスクイズ20問、あなたは何問分かりましたか? 【写真は共同】

【問1】松井雅人、伏見寅威、若月健矢、頓宮裕真の捕手4名は2021年シーズンの開幕前、ちょっと変わったことをしながら座談会を行ったことがある。それは何?

1.陶芸をしながら
2.茶道を学びながら
3.生け花をしながら
4.書道をしながら

【答え】1.陶芸をしながら
【解説】松井、伏見、若月、頓宮の捕手4名は球団オフィシャル媒体で、「捕手の“器”」をテーマに陶芸体験をしながら座談会を行った。

【問2】最優秀防御率のタイトルを獲得しながらも、勝利数が少ない“ムエンゴ”な投手が多いことで知られるオリックス。歴代最少の勝利数で同タイトルを獲得した、とても不運な投手といえば?

【答え】金田政彦
【解説】金田は2002年、防御率2.50で最優秀防御率のタイトルを獲得したが、勝ち星はわずか4勝(9敗)だった。ちなみに、防御率2.52で2位だった具臺晟の勝ち星も5勝(7敗)止まり。

【問3】2021年、オリックスで10人目(※)となる新人王を獲得した宮城大弥。それでは、1995年以降に新人王に輝いた4人を、左から得票率の高い順に並べたときに正しいものは?
※前身の阪急時代を含む。2004年に吸収合併した大阪近鉄バファローズは含めない。

1.小松聖→宮城大弥→平井正史→大久保勝信
2.宮城大弥→小松聖→平井正史→大久保勝信
3.小松聖→平井正史→宮城大弥→大久保勝信
4.平井正史→小松聖→大久保勝信→宮城大弥

【答え】3.小松聖→平井正史→宮城大弥→大久保勝信
【解説】2008年に新人王に輝いた小松は防御率2.51、15勝3敗で171票中170票(得票率99.4%)と、ほぼ満票での受賞となった。ちなみに、1995年の平井は124票中122票(同98.4%)、2021年の宮城は286票中255票(同89.2%)、01年の大久保は140票中83票(同59.3%)で新人王に。

【問4】1995年から97年にかけてオリックスに在籍した外国人選手D・J。彼の本名は?

1.DOUG JENNINGS
2.DEWAYNE JOHANSSON
3.DAVID JACOBSON
4.DONALD JONES

【答え】1.DOUG JENNINGS
【解説】D・Jの本名はダグ・ジェニングス。仰木監督の発案でイニシャルを登録名にしたことで話題を呼んだ。入団年の7月、8月には月間MVPに輝き、プロ野球記録タイの4打席連続本塁打も記録した。

【問5】緩急を武器に通算176勝を挙げた星野伸之は、1990年に捕手の中嶋聡にスローカーブを素手で捕球されたことが語り草となっている。このときの対戦相手は?

1.秋山幸二
2.佐々木誠
3.石井浩郎
4.田中幸雄

【答え】4.田中幸雄
【解説】昨年、田尾安志のYouTubeチャンネルに出演した星野は、すっぽ抜けたスローカーブを右手で捕球した中嶋から「すみません、ミットが届かなかったんで」と謝られたと、笑いながら語っている。この日の星野は乱調で逆球が多く「疲れちゃったんじゃないかな」と、中嶋が素手で捕った理由を想像している。

【問6】2021年のヤクルトとの日本シリーズで、最も多くの安打を打ったオリックスの選手は?

1.紅林弘太郎
2.吉田正尚
3.T-岡田
4.宗佑磨

【答え】4.宗佑磨
【解説】宗がチーム最多の8本。紅林は7本、吉田正は6本、T-岡田は3本の安打を放った。

【問7】1995年のヤクルトとの日本シリーズ、正捕手だった中嶋聡とバッテリーを組んで敢闘賞を受賞した現2軍監督は?

【答え】小林宏
【解説】1995年のヤクルトとの日本シリーズ第4戦、3連敗を喫して後がなくなったオリックスは、延長10回裏から第5戦の先発予定だった小林をマウンドに。11回裏、1死一、二塁でこのシリーズ絶好調だったヤクルト・オマリーが打席に入る。7球目と12球目の大ファウルを経て迎えた14球目、小林の低めのストレートに空振り三振。「小林とオマリーの14球」と称される名勝負を制した小林に、シリーズ敢闘賞が送られた。

【問8】阪急、オリックスの黄金時代をけん引した名将・上田利治は、1978年のヤクルトとの日本シリーズ第7戦で、大杉勝男のレフトポール際の打球判断をめぐって、シリーズ最長となる1時間19分の抗議を行った。このとき、阪急のレフトを守っていたのは?

1.簑田浩二
2.大熊忠義
3.福本豊
4.ウイリアムス

【答え】1.簑田浩二
【解説】現地で観戦していた当時高校生の松本秀夫アナウンサーは、スポーツナビのインタビューに「後にニッポン放送の野球解説者に就任した大杉勝男さんから『松本君、あれはファウルだよ』と言われた」と語っている。
【問9】1989年、オリックスからドラフト1位指名を受けた「パンチ佐藤」こと佐藤和弘は、直後にかかってきた上田利治監督からの電話に、佐藤らしい名台詞で答えた。それは何?

1.「ストレートパーマに変えてもいい」
2.「今日は下痢になるまで飲みます」
3.「自分の心はひとつです」
4.「これからは阪急電車にしか乗りません」

【答え】3.「自分の心はひとつです」
【解説】ちなみに2番は入団2年目のお立ち台での発言。

【問10】 次の4選手で、東都大学リーグ出身者でないのは?

1.杉本裕太郎
2.海田智行
3.中川圭太
4.安達了一

【答え】4.安達了一
【解説】杉本は青山学院大、海田は駒澤大、中川は東洋大でいずれも東都大学リーグ出身。安達は上武大(関甲新学生野球連盟)出身。

【問11】オリックス時代のイチローに最も多くのヒットを献上した投手は?

1.園川一美
2.岩本勉
3.高村祐
4.吉田豊彦

【答え】2.岩本勉
【解説】イチローの対岩本の対戦成績は打率.396、安打36。岩本はスポーツナビのインタビューで「僕はイチローの『ヒット(筆頭)株主』」と自嘲するも、「決して嫌なバッターではなかった」と語っている。ちなみに、園川は1994年に日本のプロ野球初となるシーズン200安打に到達したイチローに、200安打目を献上した。
【問12】イチローが7年連続で首位打者となった1994〜2000年までの間で、97年と98年のみ、最高出塁率のタイトルを取り逃している。では、この2年間に最高出塁率のタイトルを獲得したのは?(左から97年→98年)

1.松井稼頭央、ローズ
2.鈴木健、片岡篤史
3.城島健司、柴原洋
4.吉永幸一郎、中村紀洋

【答え】2.鈴木健、片岡篤史
【解説】1997年に鈴木は.431、98年に片岡は.435で最高出塁率のタイトルを獲得している。

【問13】イチローが1991年のドラフト会議で「4位指名」を受けてオリックスに入団したことは周知の事実。では、イチローと同じ4位指名で入団し、オリックスのスター選手となったのは?

1.藤井康雄
2.星野伸之
3.谷佳知
4.石嶺和彦

【答え】1.藤井康雄
【解説】1986年にドラフト4位で入団した藤井は、シーズン20本塁打以上を7度記録するなど長年チームの中心選手として活躍。ちなみに石嶺は1978年のドラフト2位、星野は83年5位、谷は96年2位。

【問14】2021年シーズンの途中、登場曲をゲームソフト『サクラ大戦』のテーマ曲「檄! 帝国華撃団」に変えたことが話題になった福田周平。彼が以前使用していた登場曲はあるアニメの主題歌だったが、その作品名は?

1.幽☆遊☆白書
2.封神演義
3.地獄先生ぬ〜べ〜
4.ジャングルの王者ターちゃん

【答え】地獄先生ぬ〜べ〜

【問15】22年間の現役生活で165勝を挙げ、阪急の黄金時代を支えた佐藤義則。彼が伝家の宝刀「ヨシボール」を習得し、投げ始めたのはいつから?

1.中学時代
2.高校時代
3.大学時代
4.プロ入り後

【答え】3.大学時代
【解説】佐藤はスポーツナビのインタビューで「ヨシボールを投げ始めたのは日本大時代。プロ入り後にスピードをアップさせ、ストレートと同じ軌道から落ちるように工夫した」と語っている。
【問16】2021年シーズン、防御率1.39で2度目の最優秀防御率のタイトルを獲得し、投手七冠に輝いた山本由伸。パ・リーグには山本以上の防御率で同タイトルを獲得した投手が過去に2名いる。その組み合わせで正しいのは?

1.稲尾和久、田中将大
2.杉浦忠、田中将大
3.稲尾和久、杉浦忠
4.田中将大、村田兆治

【答え】1.稲尾和久、田中将大
【解説】稲尾は1956年に防御率1.06、田中は2011年、13年に防御率1.27をマークした。ちなみに、杉浦は59年に防御率1.40、村田は76年に防御率1.82をマークしている。

【問17】1995年、野田浩司は1試合あたりの歴代最多奪三振記録となる19奪三振をマークした。この大記録を達成した球場は?

1.グリーンスタジアム神戸
2.藤井寺球場
3.千葉マリンスタジアム
4.西武球場

【答え】3.千葉マリンスタジアム

【問18】漫画『北斗の拳』のファンとして知られる「ラオウ」こと杉本裕太郎。そんな彼がかつて「趣味・特技」として掲げていた、北斗神拳の奥義は?

1.北斗百裂拳
2.北斗剛掌波
3.天将奔烈
4.無想陰殺

【答え】2.北斗剛掌波
【解説】選手のQ&Aが充実しているオリックスの2019年の選手名鑑によると、杉本は趣味・特技に「北斗剛掌波」、理想のオリ姫に「ユリア」、お気に入りのミュージシャンに「クリスタルキング」と、北斗の拳好きがこれでもかと伝わってくるものだった。そんな彼の登場曲が北斗の拳のアニメの主題歌「愛をとりもどせ!!」(クリスタルキング)であることは、もはや言わずもがな。

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【問19】「世界の盗塁王」福本豊が1972年から91年にかけて背負い続けた背番号「7」。2000年から21年にかけてこの背番号を背負ったことがある、たった1人のオリックス生え抜きの選手は?

【答え】日高剛
【解説】日高は2004年に背番号を7に変更するも、翌年、近鉄から分配ドラフトを経て移籍してきた水口栄二に譲った。22年からは吉田正尚が背番号7を背負う。

【問20】2010年のドラフト会議、オリックスは後藤駿太をどのような経緯で1位指名した?

1.外れ1位
2.外れ外れ1位
3.外れ外れ外れ1位
4.外れ外れ外れ外れ1位

【答え】3.外れ外れ外れ1位
【解説】2010年のドラフト会議、オリックスは大石達也、伊志嶺翔大、山田哲人を指名するも、いずれも他球団と重複して抽選漏れ。4人目の後藤でようやく交渉権を獲得した。

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(企画構成:株式会社スリーライト)

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