巨人で最も支持された選手は? 「みんなのMVP」1位獲得数ランキング
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岡本、ウィーラー、坂本ら野手が上位にランクイン。一方で投手は… 【写真は共同】
課題が多く残った21年シーズンだが、その中で最も多く、そしてダントツで「みんなのMVP」に選ばれたのは、今季も不動の4番に君臨し続けた岡本和真(獲得回数26回)だった。開幕からチームに離脱者が相次いだ中でチーム唯一の全試合に出場。今季2号&3号の2打席連続本塁打を放った4月21日の阪神戦(東京ドーム)を皮切りに、逆転サヨナラ3ランを放った5月9日のヤクルト戦(東京ドーム)、2本の3ランを放った6月12日のロッテ戦(ZOZOマリン)など、前半戦だけで「みんなのMVP」に計17回も選ばれ、打率.271、27本塁打、80打点の好成績。9月以降はやや調子を落としたが、その中でも「巨人の4番」としての誇りを失うことなくバットを振り、最終的に打率.265、39本塁打、113打点の成績で、昨季(打率.275、31本塁打、97打点)に続く2年連続の「本塁打王&打点王」の二冠に輝いた。さらに三塁手としてリーグトップの守備率.988で念願のゴールデン・グラブ賞も受賞。誰よりも頼れる25歳だった。
今季も主将を務めた坂本は、117試合出場で打率.271、19本塁打、46打点。5月7日のヤクルト戦(東京ドーム)で1試合2本塁打を放って今季3度目の「みんなのMVP」に選ばれた2日後に負傷して約1カ月の離脱があったことが悔やまれるが、チームが不振に陥った9月も月間打率.352をマークし、9月15日のDeNA戦(東京ドーム)で2本塁打を含む3安打4打点をマークするなど奮闘を続けた。
トップ10人は「投手3人、野手7人」となり、トップの岡本の獲得回数の多さが目立つ一方、投手陣が「みんなのMVP」に選ばれる回数が少なかったことが、今季の“エース不在”を物語っているとも言える。V奪回を誓う来季は戸郷、そして菅野に「トップ5入り」して、投打の歯車がかみ合った戦いをシーズンの最後まで展開してもらいたい。
2021年「みんなのMVP」1位獲得回数トップ10
2位 小林誠司 16回
3位 ウィーラー 14回
3位 坂本勇人 14回
3位 松原聖弥 14回
6位 丸佳浩 8回
7位 高橋優貴 6回
8位 廣岡大志 5回
9位 戸郷翔征 4回
9位 菅野智之 4回
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