高校野球・秋季大会2021「実力校ランキング」

「秋の実力校ランキング」北信越大会編 投手力で一歩リードする松商学園と星稜

岡田浩人
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今夏の甲子園で2試合に先発した栗原(写真)を擁する松商学園。勝負強さも光る古豪が、地元開催の大会で17回目のセンバツ出場に当確ランプを灯すか 【写真は共同】

 10月16日から長野で開催される秋季・北信越大会。来春のセンバツ出場枠は「2」で、順当に行けば決勝進出の2校が選出されるはずだが、果たして出場16校による激戦を勝ち抜き、“春切符”を手にするのはどこか。「秋は投手力」という新潟在住ライターの岡田浩人氏に、実力上位校トップ5を選んでもらった。

星稜は林監督のラストイヤーを飾れるか

5年連続で秋季石川県大会を制した星稜。奥川(現ヤクルト)らを育てた林監督(写真)は今年度いっぱいでの勇退が決まっているだけに、その花道を飾りたい 【写真は共同】

 来春のセンバツ出場を懸けた秋季北信越大会が、10月16日から長野県を舞台に開催される。今大会は新潟、長野、富山、石川、福井の5県から16校が出場し(開催県の長野から4校、その他の県から各3校ずつ)、“春切符”を目指すことになる。

 北信越地区の来春センバツ出場枠は例年通りの「2」で、2004年以降は決勝に進出した2校が順当に選出されてきた。そのため北信越大会に挑む各県代表校はまず、準決勝突破までの「3勝」を目標に掲げる。

 第1週目の土日(16、17日)で1回戦と準々決勝の連戦となり、第2週目の土曜日(23日)に大一番の準決勝を迎える(決勝は24日)。日程がタイトだけに、投手起用を含めたチームの総合力が試されそうだ。

 3年生引退後の新チームで臨む秋の大会は、各校の実力を正確にはかるのが難しい。ただ過去の例を見ると、秋は投手力のあるチームが上位に勝ち残る可能性が高いと言えそうだ。

 18年には奥川恭伸(現ヤクルト)を擁する星稜(石川)が、さらにさかのぼれば、14年には平沼翔太(現・埼玉西武)がエースとしてけん引した敦賀気比(福井)が、それぞれ頂点に立っている。夏に比べると攻撃面が未完成だけに、もともとの能力や経験値の高い“スーパーエース”を抱えるチームが上位候補となる。
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著者プロフィール

岡田浩人

1973年、新潟県三条市生まれ。地元民放の報道記者などを経て、2012年にフリー記者に。新潟県の野球情報を取材したサイト『新潟野球ドットコム』の運営を行い、また『週刊ベースボール』にてBCLリポートなどを寄稿。主な著作に『最終回は、終わらない〜日本文理高校・甲子園準優勝の真実』『地域に根づくもう一つのプロ野球』(いずれもベースボール・マガジン社)など。

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