2021全米プロ「優勝候補ランキング」 松山英樹は果たして何位に?
4月のマスターズに続き、メジャー連覇を目指す松山。米ツアーを知り尽くす内藤氏の評価は…… 【Photo by Sam Greenwood/Getty Images】
10位:ウィル・ザラトリス(アメリカ)/世界ランク30位
ザラトリスはマスターズ初出場にして優勝した松山に1打差の2位となり、一気に名を揚げた 【Photo by Matthew Stockman/Getty Images】
ジュニア時代はジョーダン・スピースとは親友でライバルでもある関係でした。ウェイクフォレスト大に進学して、1年生の1人だけに与えられるアーノルド・パーマー奨学金を授与されるほどの期待の選手だったのです。ちなみに、同大出身のウェブ・シンプソン(2012年全米オープン覇者)もこの奨学金を受けています。
全米プロは、こういうダークホースが優勝する可能性もあるメジャー大会でもあるのです。
9位:パトリック・リード(アメリカ)/世界ランク8位
全米プロでは17年の2位タイが最高成績。18年のマスターズ王者リードは、2度目のメジャー制覇を目指す 【Photo by Jared C. Tilton/Getty Images】
また安定感のある選手でもあります。昨秋のマスターズでは10位。今年のマスターズでは8位。今シーズンはファーマーズ・インシュアランスオープンでツアー9勝目を挙げています。リードの力強いドローボールは、強風にも負けない威力があります。
8位:キャメロン・スミス(オーストラリア)/世界ランク25位
ダブル戦のチューリッヒクラシックを含め、過去7戦で20位以内が6回、うちトップ10入りが4回と、スミスは好調をキープしている 【Photo by Stacy Revere/Getty Images】
昨年秋に延期開催されたマスターズでは、優勝こそダスティン・ジョンソンに譲って2位に終わったものの、4日間すべて60台を並べるという、マスターズ史上初の快挙を果たしました。また、今年のマスターズでも10位。4月末に開催されたPGAツアー唯一のダブル戦、チューリッヒクラシックでは同郷のマーク・リーシュマンと組んで優勝しています。
7位:ウェブ・シンプソン(アメリカ)/世界ランク10位
1年近くツアー優勝がないシンプソンだが、地の利やコースとの相性の良さは大きなポイントだ 【Photo by Patrick Smith/Getty Images】
キアワアイランドリゾートを熟知していることも大きいですが、それ以上にピート・ダイのコースとの相性がとてもいいことが評価したいポイントです。2018年に久々の優勝を果たしたザ・プレーヤーズ選手権の会場も、ピート・ダイの代表作であるTPCソーグラスでした。
ロングヒッターが必ずしも有利とはいえないコースですから、ショットメーカーでショートゲームもうまいシンプソンにも勝機があると思います。
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