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原英莉花プロが使用！ミズノ「JPX 921 HOTMETAL アイアン」を解説

スポナビGolf 2021年4月19日 8:00

【スポナビGolf】

2020年原英莉花プロが、メジャーで優勝して注目を集めたミズノ「JPX 921 HOTMETAL アイアン」。そこで今回、ゴルフライターの鶴原弘高さんが試打し、その特徴を解説していただきました。

JPX 921 ホットメタルアイアン

MIZUNO「JPX 921 HOTMETALアイアン」

JPX921シリーズは4モデルあります。中でも HOTMETALはもっとも優しく、ストロングロフトになっていて飛ばせるモデルになっています。

優しいモデルなので基本的にはアベレージゴルファー向けで、飛ばしたい人・曲げたくない人向け。原英莉花プロはあえてそんな優しいアイアンをえらんで、高スコアを出して活躍しているところがおもしろいなと思います。

HOTMETALアイアンの特徴

【スポナビGolf】

ミズノのアイアンというと軟鉄鍛造のフォージドが有名ですが、このモデルはクロムモリブデン鋼精密鋳造になっています。一般的な素材より強度が高く薄く作れるのが特徴です。

【スポナビGolf】

フェースが薄い設計で弾きが良く、打感がかなり良いところも長所です。

【スポナビGolf】

中にいくつも入っているバーにより振動を抑えて、嫌な響きをなくし、打つとかなりしっかりした打感に仕上げています。

【スポナビGolf】

ソール幅がかなり広くなっています。ソール幅が広いのはアベレージ向け、優しいアイアンの特徴ですが、このJPXの場合は面取りをして接地面積は小さくなっているので、プロが使ってもソールが抜けてくれます。

【スポナビGolf】

優しいアイアンですが、あまりグースが強くついてないのがこのモデルの特徴です。優しく打てるけど、球がつかまり過ぎない、構えたときにシャープ感があるアイアンです。

優しくて飛ばせるアイアンは人気があって他メーカーからも発売されています。ただ、このアイアンは、打感も構えやすさも妥協したくないけれども、できるだけアイアンは優しく打ちたい、できれば飛んで欲しい、そんな人にはぴったりのモデルに仕上がっています。ぜひ一度試してみてください。

JPX 921 ホットメタルアイアン