弾きの強い打感と直進性!ミズノ「ST-Zドライバー」

スポナビGolf

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2020年にMIZUNO (ミズノ)の最新作として「ST-200」というシリーズが発売されました。今回はその派生モデルとして新発売された 「ST-Zドライバー」をティーチングプロの石井良介さんに試打してもらい、その特徴を語っていただきました。

性能の特徴

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2020年のミズノの最新作として発売された「ST-200」シリーズのモデルの派生モデルとして、ST-Zドライバー・ST-Xドライバーの2機種が発売されました。

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クラウン・ソールの部分にカーボンが配置されていて、このST-Zの場合はより直進性をテーマにしていて、つかまりよりも安定感を感じます。

2機種打ち比べるとST-Xは左の曲がる球をイメージしやすいですが、ST-Zの方はまっすぐか軽く右に曲がる印象で、2モデルの性能がはっきり分かれています。

ただ、ST-200・ST-200Xモデルの性能差と比べると、どちらもマイルドになってる感じがして、今回のST-ZとST-Xモデルは、ST-200X・ST-200モデルのちょうど中間に位置してると思いました。

試打の感想

ST-200シリーズと同じような弾きの強い、球の初速を感じる打感になってます。

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WAVEテクノロジーソールが搭載されていて、スピン量が多くて上に浮くのを抑えてくれる印象がありました。

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今回のST-Z・ST-Xの方が前作より構えやすいと思っています。上の部分の丸みやヒールからの立ち上がりなど、前作ST-200と比べると三角形に近く後ろの方が平たいイメージです。

実際何度も試打してみて、球自体はねじれない、大きく強い球が打てるドライバーに仕上がってると思います。

シャフトの違い

シャフトによってガラッと性能が変わるかなと感じてます。

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ST-Z純正のGM-200(TOUR AD GM-200 Dカーボンシャフト)というモデルは、結構しっかりしているシャフトだと思っています。

ヘッドスピードを調整しながら試打をしてみると、ヘッドスピードを遅くして打つと球がつかまらなかったり、上がらなかったりするのですが、ヘッドスピード45m/s以上で打つとクラブの性能が活きる感じがしました。

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兄弟モデルのST-Xモデルに入っている純正のMFUSION(20 MFUSION Dカーボンシャフト)というシャフトの方が、ヘッドスピードが遅くても振りやすくシャフトが助けてくれる印象があります。
だいぶシャフト自体の性質は違うと思うので、ちゃんと2モデルのシャフトで打ち比べて選ぶことをおすすめします。

グリップも手元感に重たさというか、しっかり感を感じるシャフトなので、パワーがある方、振れる方でカスタムシャフトまではしなくても遠慮なく叩けるクラブだと思います。

ものすごい安定感が強く直進性が高いヘッドなので、このシャフトでしっかり振り抜きたいゴルファーに向いていると思います。

おすすめのユーザー

どちらかというとパワーがあり球が左に曲がって困ってる方、左へのミスを嫌いやさしく低スピンで飛ばすヘッドを使いたい方は、ST-Zを純正シャフトで選ぶと良いんじゃないかなと思います。

ST-X・ST-Zの違い

ST-XとST-Zの2機種あります。つかまるST-Xと、直進性のST-Zとホームページでも説明されています

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実際打ってみるとST-Xの方が明らかにつかまえてくれます。

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ST-Zの方が少しミスヒットしても直進性を感じることができます。

あとは、自分にあったロフトとシャフトを選べば武器になるんじゃないかと思いますので、ぜひ両方とも試してみてください。

ミズノのドライバーをチェック!

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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