“井端監督”なら、ヘッドコーチは赤星!? 赤星憲広×井端弘和「アカイバ対談」#2
現役時代はライバルチームで戦った井端と赤星(写真左から)。将来的には同じユニホームを着て、指導者となる可能性も? 【写真は共同】
第2回は、2人の出会いから大学時代の厳しい練習を振り返りながら、プロ入り後も互いに定位置だった「1・2番」へと話題が移る。将来の監督就任に言及した最後には、思わぬ“密約”も!?
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「毎日1500メートル10本……きつかったよね」
(動画の1シーンから)亜細亜大学時代の厳しい練習を振り返る2人 【スポーツナビ】
井端 (大学に)入ってきた時はショートでね。監督から「足はすごい速いぞ!」って言われた時の、室内練習場での(盗塁練習の)あのスタート、度肝を抜かれたよね! なんかもう、2メートルぐらいジャンプして出ているかのように感じたよね。
赤星 それを覚えてくださっていたんですか?
井端 覚えてる、覚えてる! だからその時から、すぐ代走要員で出されてさ。
赤星 そうなんです。僕、実はあれ、入寮してすぐだったんですよ。入寮してすぐ、翌日がちょうど雨の日で室内練習場の練習だったんですよ。それでいきなり盗塁練習をしたがために、翌日が確かオープン戦だったんですけど、いきなり(ベンチメンバーに)入れって言われて。冬の苦しい練習をやってきた人たちの中に、いきなり昨日来た奴がベンチに入るわけですよ。
井端 入寮って2月?
赤星 普通はそうじゃないですか。でも僕、3月に来たんですよ。
井端 いいねぇ。
赤星 いや、よくないですよ。
井端 俺、1月の4日とか5日だよ(笑)
赤星 ハハハ(笑)
井端 しかも俺、(高校が)東京だからさ、寮から学校に行かされていたから。
赤星 そういうことなんですね。入寮しても(高校に)行けるからって。
井端 そう。だから当時、学校が週休2日で土日休みだったんだけど、土曜日に授業作ったもんね(笑)。「授業です!」って言って。日曜日はしょうがないから1日練習したけど、もう本当にきつかったよ。陸上部かってぐらい、1月から(春の)キャンプまで走って……。
赤星 いまだにちょっと恐怖症になっていますもんね。あのトラックとかがね。
井端 だってあの時さ、バカみたいに毎日1500メートル10本からスタートでしょ。
赤星 タイムトライアルからね(苦笑)
井端 1500メートル10本。毎日あれはきつかったよね……。
赤星 きつかったですよ〜。もう本当に……。だって、練習の一番最初が1500メートルのタイムトライアル10本ですからね。
井端 で、その後、すぐに野球とか、キャッチボールとかできればいいけど、いろいろとさぁ。手押し車とか、肩車とか……。気付いたら午前中それで終わりだからね。
赤星 それを毎日ですからね。
井端 他のところはさ、3、4日に1回休みがある感じだったけどさ、こっちはひどい時、(東都大学リーグの)2部に落ちた時なんかは1カ月休みなしで練習したよね。
赤星 しましたね……。
井端 36勤だったよね。俺、数えたもん!
赤星 ハハハ、よく覚えてますね(笑)
井端 そう、最大36勤ってね(苦笑)
赤星 しんどかったので、僕は全然覚えてないですけど……。
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