例年以上にジャイアントキリングが続発 混戦模様のプレミアリーグ序盤戦を総括
小さくない驚きはシティの足踏み
ここまでチームトップの4ゴールを挙げているヴェルナーをはじめ、新戦力がフィットしているチェルシー。3節以降は無敗をキープし、一気に3位にまで浮上した 【Getty Images】
そんなチェルシーに「ヒール役の魅力」を感じているという、人気YouTubeグループ「東海オンエア」のメンバー、りょうさんも、序盤戦の好調を受けてテンションが上がっているようだ。
「優勝はまだ無理かなって思ったんですけど、今季のプレミアはかなり混戦ですよね。チェルシーにもワンチャンあるんじゃないかと」
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なかなかエンジンがかからないユナイテッドとシティは、延期となった開幕節の1試合が未消化とはいえ、勝点16の前者が9位、勝点15の後者が11位と中位に沈んだままだ。なかでも小さくない驚きはシティの足踏みで、直近のバーンリー戦(11月28日)こそ5-0で大勝したものの、それまでの8試合でわずか10得点と、自慢の攻撃陣に例年のような迫力がない。
流れの中からゴールを奪えないアーセナル
そろって中位に沈むシティ、アーセナルの両チームで深刻なのが、攻撃陣の不振。なかでもアーセナルの総得点10は、リーグで下から4番目の成績だ 【Getty Images】
「CL圏内に絶対に戻ります、なんて簡単に宣言できないシーズン」と、女優でアーセナル・サポーターの笹木かおりさんも、難しいシーズンになることを覚悟する。ただそれでも、熱狂的なグーナー(アーセナルファンの愛称)として知られる彼女は信じている。
「良くないときでも勝ち切れるチームになってきたので、試合を重ねながら熟成していきそうだなって。やっぱりCLに戻りたいです(笑)」
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ただ、2位につけるとはいえ厳しい現実に直面しているのがリバプール。CBのレギュラーであるフィルジル・ファン・ダイクとジョー・ゴメスがそろって重傷を負い、長期離脱を余儀なくされてしまったからだ。ともにシーズン中の復帰が微妙な情勢で、長丁場を戦い抜けるかどうか。
筋金入りのレッズ・ファン、声優の白井悠介さんも、「いまのチーム状態は最悪に近い」と心配する1人だ。
「ぜひ連覇していただきたい、黄金期を築いてもらいたい」
そんな白井さんを含めたリバプール・サポーターの願いは届くのか。その意味でも、冬の移籍マーケットが重要な意味を持ってきそうだ。
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