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GIANTS with~巨人軍の知られざる舞台裏〜
日常にさりげなく巨人…元経理担当の発想
選手との信頼関係が生む魅力的なグッズ

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入社してからは経理担当だった橘麻美さん。3年前からグッズ製作に携わるようになった
入社してからは経理担当だった橘麻美さん。3年前からグッズ製作に携わるようになった【撮影:竹内友尉】

 肩にかけ、毎日の通勤で使うバッグ。グレーとホワイトを基調とした総柄に、オレンジがアクセントに配色されている。一見すると、巨人グッズだとはわからない。近づいて柄に目を凝らすと、その“仕掛け”に気づく。ユニホームや帽子のイラストが、デザインの中にさりげなく紛れ込んでいる。


「自分が手掛けたものは自分で買って、実際に使うようにしています」。グッズ製作を担当する読売新聞東京本社スタジアム・アリーナ事業部の橘麻美さんは、愛着を込めて言う。家でもオフィスでも、ジャイアンツを感じ、ジャイアンツとともにいてほしい。

いい意味で、巨人のイメージを打破する

 東京ドームで観戦するのは、一日のうち数時間。どんなファンだって、非日常的な空間にいるより、普段の生活を送る時間の方が長くなる。「そのことを考えると、日常で持てるグッズも大事なのかなと。その分、作るのは簡単じゃないとも思っています」。橘さんのアイディアの出発点だ。


 自身が通勤で使うバッグは、米発祥の人気ブランド「レスポートサック」とのコラボが実現した商品。「あまりジャイアンツ感を出しすぎない。いい意味で、ジャイアンツ=オレンジ、黒というイメージを打破していきたいなって」。求められるのは、その絶妙な調整。若者から圧倒的な支持を得ているバッグブランド「マンハッタンポーテージ」と組んだ商品でも、赤いブランドロゴの上にアクセントとして「YG」マークを配した程度。あくまでも主張しすぎない。

橘さんが実際に通勤でも使用するバッグ。東京ドームを離れた日常でも使用できることを意識して製作された
橘さんが実際に通勤でも使用するバッグ。東京ドームを離れた日常でも使用できることを意識して製作された【撮影:竹内友尉】

「全面に出すよりは、ワンポイント。ただ、完全になくしてしまうと『ジャイアンツじゃない』という声もあるので、そこが難しいですね」


 もちろん、開発の中では、うまくニーズとマッチしないことも。


「やっぱり打率10割というわけにはいかない。トライアンドエラーというところはかなりあるのかなと。ダメだったから排除するのではく、改良して打率アップにつながればいいなと思ってやっています」


 橘さんがグッズ製作に携わるようになったのは3年前。それ以前は入社してから大半の時間、経理担当として巨人を支えてきた。

小西亮(Full-Count)

1984年、福岡県出身。法大卒業後、中日新聞・中日スポーツでは、主に中日ドラゴンズやアマチュア野球などを担当。その後、LINE NEWSで編集者を務め、独自記事も制作。現在はFull-Count編集部に所属。同メディアはMLBやNPBから侍ジャパン、アマ野球、少年野球、女子野球まで幅広く野球の魅力を伝える野球専門のニュース&コラムサイト

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