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予選突破ボーダーラインは今年も混戦模様
新春の箱根へ、各大学意地の戦いの行方は

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昨年の箱根駅伝予選会スタートの様子。新型コロナウイルス感染防止対策として行われる滑走路を周回する今年のコースは、レースにどう影響するのか
昨年の箱根駅伝予選会スタートの様子。新型コロナウイルス感染防止対策として行われる滑走路を周回する今年のコースは、レースにどう影響するのか【写真は共同】

 第97回箱根駅伝の予選会が10月17日に行われる。今年は異例の形での開催だ。例年は東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地をスタートした後、市街地に出て、国営昭和記念公園内でフィニッシュ。終盤の公園内は起伏に富み、ここが勝負の分かれ目となっていたが、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、駐屯地内の周回コースで実施する。ハーフマラソンで競われる点は例年通りだ。


 今年のコースはフラットなため、高速展開が予想される。天気予報では降雨の可能性も高いが、天候もレースの行方に影響を与えそうだ。

抜きん出る中央、順天堂、中央学院に続くのは…

 戦力的に見ると中央大、順天堂大、中央学院大の3校は抜けていると言えそうだ。


 中央大は1万メートル28分台が吉居大和(1年)を筆頭に4名。そこにハーフベスト1時間02分台が2名いる。近年の予選会では苦戦する場面も多いが、アクシデントがなければ通過は濃厚だろう。注目は吉居の走り。今年7月に5000メートルでU20日本記録となる13分28秒81をマーク。1万メートルのベストタイムである28分35秒65もチームトップで、すでにエースと言える存在だ。初となるハーフをどう走るかに期待が高まる。


 順天堂大は中央大を上回る1万メートルベスト28分台が7名。1年生ながら3000メートルSCで日本歴代2位、U20日本記録を作った三浦龍司がそこに加わる。12月の日本選手権を見据えてトレーニングを重ねているが、ロード適性も高く、戦力として計算できそうだ。


 中央学院大は前回の本戦で11位となり、6年ぶりに予選会に回ることになった。1万メートルで28分30秒台の記録を持つ高橋翔也(4年)、栗原啓吾(3年)、ハーフ1時間01分台を持つ戸口豪琉(4年)を中心に本戦経験者が6名。ハーフの距離をそつなくこなすチームだけに、こちらも通過は濃厚と言えるだろう。

加藤康博

1976年埼玉県生まれ。スポーツライター、ノンフィクションライター。国内外の陸上競技に加え、サッカー、ラグビー、アメリカンフットボールといった“フットボール全般”の取材をライフワークとする。スポーツだけでなく、「スポーツの周辺にある物事や人」までを執筆対象としている。著書に『消えたダービーマッチ』(コスミック出版)

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