セ・リーグ各球団の週間MVPは? サンズが7打点、小川はノーノー達成
セ・リーグ各球団の週間MVPは? 【写真は共同】
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3勝2敗と白星を先行させた先週の巨人。最も勝利に貢献したのは、中島だ。8月13日のヤクルト戦に「7番・ファースト」で自身5試合ぶりのスタメン出場を果たし、第1打席にライト前ヒットを放つと、第2打席で今季4号ソロ。第4打席でもヒットを放って猛打賞をマーク。6番に“昇格”した翌日の中日戦では、6回1死二、三塁から左中間へ5号3ラン。これが記念すべき自身通算200号本塁打となった。さらに15日も2安打を放ち、3戦連続でマルチ安打。先週の5試合中4試合に出場し、計15打数7安打の打率.467、2本塁打、4打点の活躍ぶり。移籍2年目で復活のシーズンを歩む38歳が、好調ぶりをアピールした。
先週の6試合を2勝4敗、2カード連続負け越しで首位・巨人の背中が遠ざかったDeNA。フラストレーションがたまった1週間の中で、好投&爽快な一打を放ったのが、投手・国吉だった。8月10日の阪神戦で、4回から2番手として登板すると、最速158キロの自慢のストレートを軸に好投。4回1死一、二塁の好機では打席に立ち、阪神・岩貞が投じた初球ストレートを鋭いスイングで捉え、右中間を真っ二つに破る勝ち越しの2点タイムリー二塁打。自身7年ぶりとなる安打でチームを勝利に導き、自らも勝ち投手となった。セ・リーグもDH制導入が議論され始めたが、この日の国吉のような投打にわたる活躍を見ることができなくなることも、また寂しい。その意味も込め、“二刀流・国吉”にMVPを贈りたい。
3勝2敗1分けと辛うじて白星を先行させた先週の阪神。奮闘したのが、来日1年目のサンズだ。8月10日のDeNA戦でタイムリーを1本放つと、翌11日は勝ち越しの2点タイムリー二塁打。さらに12日にはレフトスタンド中段に放り込む8号ソロを放って、3試合連続打点をマーク。続く広島3連戦では第1戦、第3戦でノーヒットだったが、15日の第2戦ではチームが2ケタ得点を奪う中で、先制タイムリーとダメ押し2ランの2安打3打点の活躍。先週の6試合で計20打数6安打の打率.300、2本塁打、7打点。今季通算打率.281の中で、得点圏打率は驚異の.500を誇っている。