【BOATRACE】宮島ヴィーナス 通算700勝の今井美亜が予選2位 相性抜群の水面で好タイムも期待

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 ボートレース宮島のヴィーナスシリーズ第23戦(3月12日~17日開催)は13日、予選の2日目が終了。2日目メインカードの12R「ドリーム2nd」は大波乱の展開になった。3号艇の藤堂里香(福井出身・福井支部)が3コースからまくって攻め、2号艇の魚谷香織(山口出身・福岡支部)が2コースから差し込み、5号艇の勝浦真帆(岡山出身・岡山支部)が5コースからまくり差して3艇混戦の先頭争いに。道中競り合いを制した勝浦に軍配が上がり、3連単5-2-3で3万9720円の84番人気となっている。

 さてシリーズ序盤の2日間を終えた宮島だが、注目の上がりタイムを見ると、初日のトップタイムは渡邉優美(福岡出身・福岡支部)【写真下】の1分48秒3、2日目のトップタイムは今井美亜(富山出身・福井支部)【冒頭の写真】の1分48秒4という数字に。鳴門第2回スピードクイーンメモリアルの宮島選考タイム1位は現時点で滝川真由子の1分47秒8。今節はこれを抜くレーサーが現れる可能性も十分だろう。

【鳴門第2回スピードクイーンメモリアル 宮島選考ベスト10】
1位 1分47秒8 滝川真由子(2025年3月9日)
2位 1分48秒1 原 加央理(2025年2月25日)
3位 1分48秒3★渡邉 優美(2025年3月12日)
3位 1分48秒3 向井 美鈴(2025年3月8日)
5位 1分48秒4★今井 美亜(2025年3月13日)
5位 1分48秒4 滝川真由子(2025年3月9日)
5位 1分48秒4 向井 美鈴(2025年3月9日)
5位 1分48秒4 滝川真由子(2025年3月6日)
9位 1分48秒5★山口真喜子(2025年3月13日)
10位 1分48秒6 前原  哉(2024年12月4日)
(※★は今節のタイム)

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 渡邉優美は宮島通算4優出0V。まだ当地で優勝こそないが、2023年の宮島オールレディースで節間オール3連対の快走を見せて優勝戦1号艇(2着)に乗った経験はある。またその節では節間トップタイムも記録。実績十分なだけに今節も期待したい。

 渡邉は今節ここまで3・1・4着。初日に不良航法の減点10を喫したのが響き、予選26位という苦しい位置だ。3日目は6R1号艇と11R3号艇で登場。予選突破に向けて大きくランクアップしたい一日になる。特に前半6Rは1号艇なだけに、きっちり逃げ切ったうえで好タイムも狙いたい。

 今井美亜は宮島通算5優出3Vと当地相性抜群。2015年男女ダブル戦、2018年オールレディース、2019年男女ダブル戦と優勝を重ねてきた。今井にとって複数V歴があるのは全国24場のなかで宮島だけだ。

 また今井は宮島では2015年1月の男女ダブル戦(1分46秒2)、2018年10月のオールレディース(1分48秒4)、2021年2月の一般戦(1分47秒7)と節間トップタイムを記録した経験が3回もある。今節もタイム争いの最注目レーサーといっていいだろう。

 今井は今節ここまで1・4・1・1着。初日に3コースまくり、2日目に2コースまくりと1コース逃げを決めるなど予選2位につける好調ぶりだ。ちなみに2日目11Rでの1着がデビュー通算700勝の節目だった。3日目は10R5号艇で登場。前節の福岡一般戦で5コースまくり差しを決めて3連単1万1260円の高配当を出したばかりだけに目が離せない。

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