野球の面白さと怖さが凝縮された3連発 2017年・DeNAのミラクルを振り返る
サヨナラ3連勝がCS出場の伏線に
8月24日の第3戦は倉本(写真右)の内野安打で決着。3試合連続サヨナラ勝ちを締めくくった 【写真は共同】
翌23日は9回2死にロペスの同点ホームランで追いつくと、延長10回に梶谷隆幸のタイムリーヒットが飛び出しサヨナラ勝利。さらに24日は倉本寿彦の内野安打の隙に、二塁走者の高城俊人がホームを突いてサヨナラ勝ち。内野にポトリと落ちた倉本の打球が変則バウンドして名手・菊池涼介を翻弄する様は「もう、そういうものです」とか「巻き込み事故です、ごめんなさい」としか説明できない“必然的ミラクル"だった。
この年、DeNAはシーズン3位からCSに出場。2位・阪神と首位・広島を撃破して日本シリーズに進出することになる。そのポストシーズンの快進撃は、このサヨナラ3連勝が伏線になっていたと僕は考える。とくに広島ナインには「DeNA、アイツら何しでかすか分からない」という恐怖感が強く植え付けられていたように思う。
2017年8月22日。それは前年に新語・流行語大賞を受賞した「神ってる」の所有権が、広島からDeNAに移行した記念日であった。
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「スポーツナビ 野球編集部」Twitterアカウントのリプライにていただいた、「あなたの印象に残る試合・思い出の試合」を参考に選出し、近鉄含む13球団の試合とオールスター名試合を復刻いたします。
今回取り上げた「2017年8月22日 横浜DeNAvs.広島」は、4月28日(火)18時より速報開始!
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