ファンが選んだB1地区VクラブのMVPは? それぞれ“ベストゲーム”も振り返る

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 4月5日、スポーツナビライブ配信ページとBリーグ公式YouTubeにおいて、『B.LEAGUE EVERYWHERE スポナビ×Bリーグ スペシャル番組』の第2回が配信された。新型コロナウイルス感染症の感染拡大により全試合中止となった2019-20シーズンのBリーグだが、『ファンの皆さまにいつでもどこでもB.LEAGUEを感じていただく』ことを目的とした“B.LEAGUE EVERYWHERE” の取り組みの1つとして当番組を配信している。

 今回はB1の地区優勝チームにスポットを当て、スポーツアンカーの田中大貴氏が3クラブのキーマンに “リモートインタビュー”を実施。事前にスポーツナビにて実施されたアンケートを基に、各クラブの“スポナビユーザーが選ぶベストゲーム”および“スポナビユーザーが選ぶMVP”を発表し、映像とともに振り返った。

ファンが選ぶA東京MVP:田中大貴

ファンが選ぶA東京のMVPは田中大貴。オフェンスだけでなく、相手のエース格へのディフェンスでもチームに貢献した 【(C)B.LEAGUE】

 東地区優勝のアルバルク東京からは田中大貴が出演。今シーズンの感想を求められると、「チャンピオンシップを目標にやってきたので、シーズンが途中で終了してしまったのは非常に残念」と語ったが、「馬場(雄大)選手が移籍し、小島(元基)選手もケガで欠くことになって厳しい戦いになったが、毎試合アルバルクの持ち味であるハードワークを繰り返すことで、チームとしての成長は実感していた」と、苦しい状況の中でも3連覇を目指して充実したシーズンを送っていたことを明かした。

 スポナビユーザーが選んだアルバルク東京のベストゲームは2019年12月11日に行われたホームでのサンロッカーズ渋谷戦。前半終了時点で29-41とビハインドを背負ったが、「SR渋谷はタフに前から激しくディフェンスしてきて嫌なチームだった。難しいゲームだったが、最後まで全員が諦めず粘り強く戦えたことが良い結果につながった」と田中。「自分自身のパフォーマンスは良くなかったが、(ケビン・)ジョーンズ選手の活躍に助けられた」と、この試合でチームハイの25得点を挙げたチームメイトをたたえた。

 田中はシーズン平均11.1得点を挙げたほか、アシストがリーグ5位(平均4.8)、スティールはリーグ4位(平均1.6)とオールラウンドな活躍で“スポナビユーザーが選ぶアルバルク東京のMVP”にも選出された。「(プレータイムが長い試合が多かったが)シーズン通してコンディションは良かったですし、チャンピオンシップに向けて、これからさらに状態を上げていこうとしていた」と話し、自身のプレーに対する意識については、「すべてのプレーを高いレベルで出していきたい。その瞬間ごとにプレーを正しく選択できるようにしたい」と総括。今シーズンは長い時間をポイントガードとしても出場し、さらにプレーの幅を広げた自身の目標を語った。

 応援してくれたファンに対しては、「今シーズンもご声援ありがとうございました。シーズンが途中で終了してしまったからこそ、ファンの皆さんに会えない寂しさを強く感じます。来季も良いプレーを見せられるように準備するので、楽しみに待ってもらいたい」とメッセージを送った。
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