欧州組1人の日本代表、今大会の狙いは?
本命カタール…AFC U-23選手権戦力分析

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 東京五輪アジア最終予選を兼ねているAFC U-23選手権がタイで開幕。日本をのぞく上位3カ国が本大会の切符を獲得できるため、各国高いモチベーションで今大会に臨んでくるだろう。スポーツナビでは出場16カ国を5つの項目に分け戦力ランキングを作成し、その上位8カ国をライターの河治良幸さんに解説してもらった。

本命はA代表経験者を多く抱えるカタール

カタールはA代表と兼任のフェリックス・サンチェス監督が過去最強のメンバーを率いる
カタールはA代表と兼任のフェリックス・サンチェス監督が過去最強のメンバーを率いる【写真:ロイター/アフロ】

カタール


 2大会連続ベスト4だが、間違いなく過去最強のメンバーで臨む。2022年に自国開催のW杯を控えるカタールとしては是が非でも東京五輪の出場を果たしたいため、モチベーションも高い。A代表をアジアカップ優勝に導いたフェリックス・サンチェスが率いるチームはMFアブドゥラー・アル・アフラク、FWユスフ・アブドゥリサグなどA代表経験者がズラリとそろう。DFタレク・サルマンは日本を3−1で破った決勝の先発メンバーであり、サンチェス監督のスタイルを熟知する「ピッチの監督」だ。ボールを回しながら立ち位置を変え、相手とのシステムのかみ合わせに応じて3バックと4バックを自在に操る戦術も浸透している。グループリーグの3試合目で当たる日本にとって乗り越えるべき最強の壁だ。


ウズベキスタン


 前回王者は今大会も優勝候補であり、旧ソ連からの分離独立後、悲願となる初の五輪出場は現実目標だ。DFのコビロフとアリジョノフは前回大会のメンバーであり、強固なディフェンスとサイドアタックを武器とする。特にA代表のコディルクロフの仕掛けは要注目。セルビア人のドゥロヴィッチ監督は現在・浅野拓磨も所属する名門パルチザンで監督を経験し、セルビア代表の暫定監督をつとめたこともある気鋭の指導者であり、個人能力の高い選手たちに組織を植え付けているのは大きな強みになりそうだ。

河治良幸

東京都出身。セガ『WCCF』の開発に携わり、手がけた選手カード は4500枚を超える。創刊にも関わったサッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』で現在は日本代表を担当。チーム戦術やプレー分析を得意と しており、その対象は海外サッカーから日本の育成年代まで幅広い。著書に『サッカーの見方が180度変わるデータ進化論』など。

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