連載:獣神サンダー・ライガー、引退へのカウントダウン

まだ動けるライガーが引退を決めたワケ ライガー×武藤×蝶野の特別鼎談・前編

堀江ガンツ
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(左から)武藤敬司、獣神サンダー・ライガー、蝶野正洋 【撮影:白石永(スリーライト)】

 2020年1月4日、5日の東京ドーム大会でのラストマッチを目前に控え、獣神サンダー・ライガーと長年同じ釜の飯を食い、同じ時代を生きたスーパースター、武藤敬司と蝶野正洋が集結。なんでも言い合える3人が、ぶっちゃけまくりの爆笑トークを展開した。

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ライガーはプロレス界で一番の富豪!?

鼎談は終始和やかに進行。笑いが絶えなかった 【撮影:白石永(スリーライト)】

――今日はライガー選手から「しんみりと引退したくない」という発言がありましたので、絶対にしんみりしない方々に集まっていただきました(笑)。

ライガー このメンバーじゃ、絶対めちゃくちゃになるよ! 俺が個人的にしんみりしちゃうかもしれない(笑)。

武藤 でもさ、さっきライガーの最近の試合映像見せてもらったけど、全然動けてるじゃん。今から引退撤回すりゃいいんじゃないの?

ライガー できるか! たくさん引退ツアーやってきたのに(笑)。

蝶野 これだけ動けたら、プロレスリング・マスターズには出られないよね。マスターズは動けない人が出るんだから(笑)。

ライガー 動きがいいと出ちゃダメなんだ(笑)。

蝶野 ここ数年間で、今が一番調子良いんじゃないの?

ライガー うん、不思議と調子良いね。引退に向かって気持ちが張ってるからか、体調もすごく良いよ。

蝶野 もったいないよ。あと5年はできるよね。

ライガー 5年経ったら俺、60歳になるって(笑)。

武藤 一生できるよ、これだけ動けるなら。

ライガー おい! でも、やっぱり年は年だよ。それは実際にリングに上がったらわかる。練習はしっかりやってるつもりなんだけどね。

武藤 引退したら練習しなくなる?
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著者プロフィール

1973年、栃木県足利市生まれ。『紙のプロレスRADICAL』編集部を経て、2010年よりフリーライターに。『KAMINOGE』(東方出版)を中心に、『Number』(文藝春秋)、『昭和40年男』(クレタ)、『BUBKA』(白夜書房)ほか、各種プロレス・格闘技のムックや単行本など、数多くの媒体で執筆。WEBでは『Nuber Web』で隔週コラムを連載中。主な編著書は玉袋筋太郎、椎名基樹との共著『プロレス取調室』シリーズ(毎日新聞出版)。WOWOW『究極格闘技-UFC-』、BSスカパー!『PRIDEヘリテージ』など、格闘技のテレビ解説も務める。今年、プロレス・格闘技取材歴20年を迎えた。

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