連載:獣神サンダー・ライガー、引退へのカウントダウン
プロローグ
新日本プロレスのジュニアヘビー級をけん引してきた獣神サンダー・ライガーが、2020年1月4日、1月5日の東京ドーム2連戦で31年間の現役生活にピリオドを打つ。アントニオ猪木、藤波辰爾、長州力などのレジェンドから、1990年代に絶大な人気を誇ったユニット「闘魂三銃士」(橋本真也、蝶野正洋、武藤敬司)、同期のライバル・佐野直喜、かつての弟分・鈴木みのるなど、ライガーが繰り広げてきた名勝負は枚挙に暇がない。そんなライガーが新日本のマットに残した功績を振り返る。