侍ジャパン、スーパーRと決勝を採点 東京五輪で活躍が期待できる選手は?

中島大輔
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プレミア12で優勝を果たした侍ジャパン。東京五輪で金メダルを獲得するために必要な選手は? 【写真は共同】

 東京五輪への前哨戦と位置付けられた「プレミア12」で、侍ジャパンは見事優勝を果たした。大会を勝ち抜く上でポイントになったのが、ベンチ入りメンバーが少なくなる東京五輪で金メダルを獲得するために、どの選手を招集するべきかの見極めだ。

 投手について、建山義紀コーチは「フォアボールを出さないのが試合の中で一番大事だと、僕は思っています。そういうことがしっかりできたので、五輪につなげていければ」と話した。特に、落ちるボールを持っている投手が安定感を発揮した印象だ。

 一方、打者では鈴木誠也(広島)と浅村栄斗(東北楽天)の二人が活躍。初見の投手に対してもハードヒットできる二人のような打者は一朝一夕には育たないものの、それだけにチームの主軸になり得る。また、状態が良くないなかでいかに上げていけるか、あるいは四球を選べるかも選考のポイントになりそうだ。

 今回の日本代表に選ばれた28選手について、スーパーラウンドと決勝の5試合について採点。東京五輪で戦力になれるかをテーマに、寸評を載せている。

※採点の基準と見方
平均は6.0で上は7.5、下は4.5の幅で評価。7.5なら五輪の主力候補、7.0は選出有力、4.5は活躍は厳しいと判断。各自に課せられた役割を踏まえて採点している。

投手陣の採点

クローザーの山崎は5試合に登板。大会を通して安定した投球を披露した 【写真は共同】

岸孝之  6.0 エース候補は大会前の発熱でチームに誤算を生じさせたが、中継ぎや第二先発で起用できることが分かった。

山岡泰輔 5.0 縦スライダーは威力を発揮していたものの、2イニング目に打たれ中継ぎとして結果を残せなかった。

大竹寛  7.0 シュートとスライダーで横幅を目一杯使い、打たせて取る投球は安定感抜群。メンタルの強さも心強い。

山口俊  4.5 最後までボールになじめず、フォークを操り切れなかった。同じボールを使う五輪でのメンバー入りは厳しい。

山崎康晃 7.5 侍ジャパンへの思いを強く持つ右腕は揺るぎない守護神に。鋭く落ちるツーシームも国際試合で効果的。
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著者プロフィール

1979年埼玉県生まれ。上智大学在学中からスポーツライター、編集者として活動。05年夏、セルティックの中村俊輔を追い掛けてスコットランドに渡り、4年間密着取材。帰国後は主に野球を取材。新著に『プロ野球 FA宣言の闇』。2013年から中南米野球の取材を行い、2017年に上梓した『中南米野球はなぜ強いのか』(ともに亜紀書房)がミズノスポーツライター賞の優秀賞。その他の著書に『野球消滅』(新潮新書)と『人を育てる名監督の教え』(双葉社)がある。

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