今年の秋華賞は1番人気が危ない!? 当日オッズ次第で波乱の可能性高まる
今年は桜花賞馬、オークス馬が不在
秋華賞の人気別成績(過去10年)
表1 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
秋華賞1番人気の成績(過去10年)
表2 ※2位入線も3位に降着 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
15年のミッキークイーンも勝利しているように、オークス1着の実績があれば1番人気の期待に応えられる可能性が高いと考えたいところ。秋華賞で4着以下に敗れてしまった17年のアエロリットや16年のビッシュ、13年のデニムアンドルビーはオークス馬ではなかったのだ。
秋華賞2番人気の成績(過去10年)
表3 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
各馬の前走成績を見ると、近5年はローズSで大きく敗れていた馬や休み明けの馬が目立つ。トライアルで敗れてもなお本番で人気になるような馬は、当然それ以前に実績がある強い馬ということになる。しかし、秋華賞では変わり身を見せられずに敗れている。
一方、09年から13年は前走ローズSやクイーンSで連対していた馬が4頭。残る1頭はスマートレイアーで前走2勝(1000万)クラスの夕月特別を勝利していた。このように前走成績だけを見ても、近5年の傾向とハッキリとした違いがある。