U-20W杯で狙うはベスト8以上 若き日本代表、その可能性を探る
厳しい戦いだが、最高の経験を積める
前回大会を上回るベスト8以上の成績を残せるか。若き日本代表の挑戦が始まる 【写真:西村尚己/アフロスポーツ】
2大会連続10回目の出場となるU-20日本代表の目標は、前回大会のベスト16を上回る成績を挙げること。初戦の相手エクアドルは、A代表に選出されているエース、レオナルド・カンパーロ擁する好チームだが、短期決戦で最も重要と言われる初戦で勝点を獲得し、勢いに乗りたいところだ。
残りの2チームは、さらに強敵だ。2戦目は大会屈指のスター候補であるMFディエゴ・ライネス擁するメキシコ、3戦目は前回大会でも同組となった欧州の雄、イタリアである。
厳しい戦いが待っているのは確かだが、最高の経験が積めるのも間違いない。
振り返れば、2017年の立ち上げからチーム作りは順調に進められ、世代間の融合も順調だった。世界大会をにらんで多くの海外遠征もこなしてきたが、5月7日の大会メンバー発表の直前に、主力だった安部裕葵、久保建英、大迫敬介の招集が困難になり、さらに、橋岡大樹、谷晃生も負傷のため、選出不可能となった。
果たして、影山ジャパンはこのピンチを乗り越え、ベスト8以上の成績を残せるか。その可能性を探るべく、若き日本代表の全貌に迫る。
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郷家友太がチームメートを紹介
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ただし、単なる選手名鑑ではない。チーム内屈指の交友関係の広さを誇る郷家友太が、時に笑いを誘いながら、チームメートのプレースタイルからパーソナリティーまでをじっくり紹介しているのだ。
誰とでも仲良くなれる彼だからこそ成立した企画。これを読めば、U-20日本代表のことがより身近に感じられるはず。試合を見ながら、気になった選手がいれば、スマホでチェックしてほしい。
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所属する湘南ベルマーレでは高校3年でプロ契約を結び、チョウ貴裁監督の薫陶を受けて着実に成長を遂げている。プロ3年目となる今シーズンは開幕からボランチとして出場。チームに欠かせぬ存在となっている。
好きな選手はエンゴロ・カンテとジェンナーロ・ガットゥーゾ。先輩に対しても物怖じせずに意見を言う強心臓の持ち主であるU-20日本代表の頼れるキャプテン、齊藤未月の実像に迫った。
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もっとも、斉藤は彼らの代役などではない。U-19アジア選手権では3戦連発と、才能の一端を惜しげもなく披露し、影山雅永監督の抜擢(ばってき)に応えているのだ。
緊張やプレッシャーとは無縁。17歳だが、メンタリティの強さも魅力。初の世界大会出場を目前にして「自分の大会にしたい」と野心を隠さない攻撃の新キーマンのストーリーをお届けする。
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本大会を目前にして、一部主力選手たちを招集できないアクシデントに見舞われたが、それでも「責任を持って選んだこの21人がベストメンバーです」と言い切り、「攻守両面でアグレッシブに戦いたい」と力を込めた。集大成の戦いに挑む影山監督の言葉に耳を傾けてほしい。
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U-20日本代表基本布陣 【スポーツナビ】