卓球における「相性」を考えてみた 張本が苦手なもの、際立つ水谷のすごさ
複雑、多様すぎるプレースタイル
卓球は多種多様な戦い方が存在する。例えば張本智和(写真)は「あえて分ければ」フォアもバックもドライブの前陣型と言える 【写真:西村尚己/アフロスポーツ】
速いボールを打ち込んで得点する攻撃型が主流ではあるが、その中にも前進回転による安定した軌道を重視する「ドライブ型」と、安定よりも無回転の直線的な軌道によるやりにくさを重視する「スマッシュ型」があるし、それらのフォアハンドとバックハンドの組み合わせだけで4種類になる。さらに、卓球台との距離によって前陣型と中陣型に分けられる。
例えば今年1月の全日本選手権で優勝した水谷隼(木下グループ)は、フォアもバックもドライブの中陣型と言えるし、伊藤美誠(スターツ)はフォアはドライブ、バックはスマッシュの前陣型、今月のジャパントップ12で優勝した張本智和(エリートアカデミー)と石川佳純(全農)はフォアもバックもドライブの前陣型という具合だ。なお、これらの分類はあくまで「あえて分ければこうなる」というものであり、実際にはどの選手も場面場面で他のプレーもするし、公式に認められた分類があるわけではない。
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