センバツに帰ってきた古豪を大分析 “神奈川の桐蔭”は16年ぶりの大舞台
(選手の学年は新学年)
鳥取の古豪が23年ぶり甲子園
最高成績は準優勝の古豪、米子東 【写真は共同】
春夏合わせて22回目、1960年の選抜では宮本洋二郎投手(元巨人ほか)を擁して準優勝したこともある伝統校だが、甲子園出場は96年以来になる。
鳥取2位で出場した中国大会では初戦で開星にサヨナラ勝ちして勢いに乗った。準々決勝の倉敷商戦では8安打ながら、相手投手の球を冷静に見極め、14四死球を得て、勝利につなげた。準決勝の呉戦は延長13回タイブレークの末に勝利。21世紀枠候補の可能性もあったが、一般枠出場を自力で勝ち取った。
大黒柱はエース・森下祐樹(3年)。7試合を投げて6完投。奪三振率は4.36だが、与四死球率も2.11と低く、打たせて取るタイプの左腕だ。打撃でも3番を任され、盗塁も4つ成功させた。4番の福島悠高(3年)はチームトップの11打点を記録。185センチ、95キロの大きな体を生かしたパワフルな打撃に注目だ。
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