青学が箱根で勝ち続ける本当の理由

呉承鎬(オ・スンホ)
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来年1月の箱根駅伝で5連覇を狙う青山学院大。原監督はどのように常勝軍団を作り上げてきたのか。強さの秘密に迫った 【写真は共同】

 カリスマ営業マンだった原晋氏が青山学院大陸上部の監督に就任して14年。就任5年目の85回大会で、史上最長ブランクの33年ぶりに箱根駅伝出場を果たし、就任11年目の91回大会で、念願だった箱根駅伝初優勝に輝く。以降、総合4連覇を達成し、平成最後となる95回大会では、王者らしい盤石の強さで、歴代3校目となる5連覇の扉を開けようとしている。

 箱根駅伝特有の高い注目度と凄まじいプレッシャーの中で、1勝するだけでも大変なこと。なのに、他校の追随を許すことなく、4連覇を成し遂げる常勝集団になった青学の強さの秘密とは何か。その謎を紐解くため、連載1回目は、連覇を牽引してきた青学OBたちに、今だから分かる「青学が勝ち続ける理由」を聞いた。

5連覇を目指す青学の強み

 箱根駅伝5連覇に挑む青学。今シーズンはすでに“大学三大駅伝”と呼ばれる10月の出雲駅伝と11月の全日本大学駅伝を制しており、その勢いは止められそうにない。

「今回も7割、いや8割は優勝できるのではないでしょうか」

 そう話すのは、青学OBでGMOアスリーツに所属する下田裕太選手だ。下田選手が1年生のときに青学は箱根駅伝初優勝を果たしており、そこから青学は箱根で一度も負けていない。下田選手自身も2年生から箱根駅伝に出場しており、3年連続で区間賞。青学の箱根2連覇から4連覇を支えている。
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著者プロフィール

呉承鎬(オ・スンホ)

1982年5月7日生まれ。東京都出身の在日コリアン3世。大学卒業後、出版社勤務 を経て、編集プロダクション・ピッチコミュニケーションズに所属。『スポーツ ソウル日本版』副編集長。編著書に『韓国インテリジェンスの憂鬱』(KKベスト セラーズ)、訳書に『つねに結果を出す人の「勉強脳」のつくり方』『サムスン 式仕事の極意―超一流の結果を出す』(ともに日本文芸社)など。

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