田中隼磨「J1優勝が次のモチベーション」 J2優勝記念 特別独占インタビュー

多岐太宿
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故郷のクラブ・松本山雅でJ2優勝を果たした田中隼磨がインタビューに答えた 【多岐太宿】

 故郷のクラブに帰ってきて5年、ついにタイトル獲得を成し遂げた。ほぼ満員のスタジアムに響き渡る大歓声、無数のフラッシュがたかれるなかで宙に掲げた銀色のシャーレ。これまで多くの栄光をつかみ取ってきた田中隼磨にとっても、松本山雅FCの選手として得たタイトルの価値は格別だったに違いない。

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 ただ、今季のここまでの道程は険しかった。厳しいポジション争いが行われるなか、田中も出場機会の限られる日々が続く。それでも終盤は攻守に存在感を発揮し、あらためて健在ぶりを見せつけた。4年ぶりとなるトップカテゴリーへの復帰を成し遂げ、まだまだ田中の松本での冒険は終わりそうにない。(取材日:11月23日)

「悔しさを晴らそうと頑張ってきた成果」

――チーム初となる、J2優勝を故郷のクラブで達成しました。これまでにJ1のタイトルを獲得してきた田中選手にとっても、格別のうれしさではないでしょうか?

 もちろん感慨深いものがあります。シャーレを掲げたときにはいろいろな感情がこみ上げてきましたし、ここ数年のクラブの戦いを思うと……。2015シーズンはJ1で苦しい戦いをしたし、昨季も一昨季もクラブの目標を達成できませんでした。その悔しさを晴らそうと頑張ってきた成果が表れたことは素直にうれしいです。
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著者プロフィール

1976年生まれ、信州産。物書きを志し、地域リーグで戦っていた松本山雅FCのウォッチを開始。長い雌伏(兼業ライター活動)を経て、2012年3月より筆一本の生活に。サッカー以外の原稿も断ることなく、紙、雑誌、ウェブサイト問わず寄稿する雑食性ライター。信州に根を張って活動中!

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