反町康治監督「まだまだ手伝いはできる」 松本山雅J2優勝記念 特別インタビュー

多岐太宿
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J2優勝を決め、笑顔でシャーレを掲げた反町監督(中央) 【(C)J.LEAGUE】

 2018シーズン、J2優勝の栄誉に輝いたのは松本山雅FCだった。最終節まで結末の読めない僅差の争いのなか、最後は勝ち点77を積み重ねた松本山雅が優勝シャーレを掲げた。クラブにとってはJリーグ参入後で初のビッグタイトル獲得となり、トップチームを率いて7年目となる反町康治監督にとっては4度目のJ1昇格を果たすシーズンとなった。

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 拮抗(きっこう)した昇格戦線を勝ち抜き、応援を続けてきたサポーターやホームタウンに明るい話題を届けた指揮官に2018シーズンの松本山雅の戦いをあらためて総括してもらうとともに、2019シーズンの展望についても語ってもらった。(取材日:11月23日)

「緊張の糸が切れてホッとした」

――あらためてJ2優勝とJ1昇格おめでとうございます。リーグ最終節から少したちましたが、現在の率直な心境はいかがですか?

 非常に緊張感のある試合が続いていたので、緊張の糸が切れてホッとして、「早く終わってよかったな」という安堵(あんど)感のなかにあるという感じかな。もしJ1参入プレーオフに回っていたとしたら、それはそれでエネルギーを使わないといけない。2年前にも一度、経験しているけれど、もし(プレーオフに)回っていたとしたらガッカリしてからのスタートになります。そこから自分たちの流れに持っていくのは難しいんだよね。だから、リーグ最終節でシーズンを終えられたことは本当に良かったと思います。

 J2優勝に値するかどうかは何とも言えないけれども、J1昇格という目標を成し遂げることができたことは皆に感謝しています。「選手の1人でも欠けていたら、この目標は達成できなかった」という話をしたけれども、実際にそうだったと思います。
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著者プロフィール

1976年生まれ、信州産。物書きを志し、地域リーグで戦っていた松本山雅FCのウォッチを開始。長い雌伏(兼業ライター活動)を経て、2012年3月より筆一本の生活に。サッカー以外の原稿も断ることなく、紙、雑誌、ウェブサイト問わず寄稿する雑食性ライター。信州に根を張って活動中!

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