森保監督「今できる最善のことはできた」 国際親善試合 キルギス戦後の会見
キルギス代表、アレクサンデル・クレスティニン監督
「スピードと攻守の切り替えが貴重な経験になった」と、キルギス代表のアレクサンデル監督 【Getty Images】
日本代表にはおめでとうと申し上げたい。素晴らしい勝利だったと思う。われわれにとっては残念な結果だったが、今日の試合を分析して今後のチーム強化につなげたい。
──後半は闘志が感じられる戦いを見せたが、前半は慎重すぎたのでは?(大住良之/フリーランス)
おっしゃるとおり、アウェーではいつもこのパターンだ。ホームではまったく違った形の試合になる。
──実際に戦った日本の印象とアジアカップに向けた教訓があれば教えてほしい。
日本はいつものように戦えたと思う。われわれがそれをさせないことができなかった。実力的には日本のサッカーが上だが、気持ちの上ではわれわれのチームがさらに負けていた。日本がボールを持ったときのスピード、持っていないときのスピード、それから守備から攻撃に転じるプレーが、われわれにとって貴重な経験になった。
──今日は日本にとって仮想ウズベキスタンという意味があったが、レベル的には日本とウズベキスタン、どちらが上だと思うか?(田村修一/フリーランス)
ウズベキスタンはワールドカップ(W杯)に出ていないが、日本はW杯の常連国だ。それが答えだ。
──前日会見で「日本の情報はいくらでも手に入る」と言っていたが、日本をどのように止めようと考えていたのか? それから、アジアカップに向けて選手を見極めたいと言っていたが、それについてはどうか。(舩木渉/フットボール批評)
われわれが得ていた日本の情報は正しかったが、情報どおりのプレーをそのまま許してしまった。試合前に違ったプランはあった。今日の試合を分析して、今後の強化につなげたい。
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