長友佑都手記『ありのままの自分』 連載を始める理由と身体の回復具合
回復具合と最近感じていること
昨シーズンは初めてのリーグ優勝を経験できて、本当に最高のシーズンでした 【写真提供:長友佑都】
最近はというと、チャンピオンズリーグのシャルケ戦で肺気胸を患ってしまい、リハビリに励む日々です。時間もあるので、いろいろと考えることは多いんですよね(苦笑)。どのようなリハビリをすべきとか、復帰までのトレーニング方法だったり、スケジュールだったり、食事方法だったり、チームのこと、日本代表のこと、家族のこと。たくさんのことを考えながら過ごしています。でも今はやっぱり、復帰に向けての部分、そこを考えることが多いですね。
回復は順調ですよ。できるだけ早い復帰を当然目指しているし、年明けのアジアカップも当然目指す。ただ、そこは焦らずに慎重にやることが大事だと思っています。これまで肩の脱臼や、筋肉系のけがはありましたけど、今回は初めての経験でした。
僕はプロになって10年間とにかく走り続けてきたので、今回オペもして、歩くのもつらい、リハビリもやっちゃいけない、できない……そういう期間もあったんですけど、神様が休めって言っているんだと本当に思いましたね。久しぶりに何も考えずにベッドの上でゆっくり時間が流れていくというか。自分の人生の中で一番苦しい経験かもしれなかったけど、自分にとってはこれも必要な時間なんだろうなと。
生きている中で、人はいろいろなものに捉われますが、何より健康な身体と家族、周りで支えてくれる人が、自分の何にも変えられない宝だと心から思いました。しっかり治療して、また元気な姿を見せられるように頑張らないとなと。全てがポジティブです。
4年後のW杯を目指す
個人的なことを言うと、4年後(W杯)を目指しています。年齢のせいに絶対しない。ハビエル・サネッティ(元インテル)のように30代後半でもキャリアのピークを持ってくる素晴らしい選手たちを見てきたのでね。
みんなの想像を超えたいし、日本のサッカーに携わる人たち、大人も子供も含めて、「長友ができるんだから、みんなやれる」って感覚になってほしいですね。そのためには1年1年、そして1日1日を自分との戦いに勝ちながら、努力していかなきゃいけない。
そんな甘いものではないです。相当な覚悟がいります。でも僕はやりますよ。
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