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モズより強い?逃げて「止まらん」馬とは
実力伯仲、マイルCSの競馬記者座談会

競馬専門紙「優馬」トラックマン座談会

 今週はマイルチャンピオンシップ。絶対王者が不在となって久しいこの路線で、昨年の覇者、安田記念の覇者、そして前哨戦好走組が入り乱れての混戦ムードに。難解な一戦を読み解くTM(トラックマン)は果たして誰か。

春秋連覇かレース連覇か 王者の激突モズvs.ペルシアン

マイルGI春秋連覇がかかるモズアスコット(撮影:日刊ゲンダイ)
マイルGI春秋連覇がかかるモズアスコット(撮影:日刊ゲンダイ)【(C)競馬専門紙「優馬」】

デスク「今年もまた混戦になったけど、タイトルホルダーが揃って高いレベルでの実力伯仲ムードだな」


瀬古「中でも、信頼すべきは直近の春にマイル王となったモズアスコットですよ。前哨戦のスワンSはハナ差2着に敗れましたが、他馬より2キロ重い58キロを背負って、勝ち馬には目標にされる不利な展開でもありましたからね。本番を見据えた仕上げだった前走を使って、最終追いでは迫力十分の動きでしたし、春秋連覇の可能性は高いと見ていいはずです」


坂倉モズアスコットの安田記念は、連闘での長距離輸送でけっして万全の状態ではなかったことを考えても、高く評価できますよね。前走は明らかに叩き台と言える仕上げでしたし、少なくとも安田記念以上の状態と思える今回は、不動の中心だと思います」


デスク「先週のリスグラシューに続いてタイトル獲得を目論む陣営の雰囲気はどうなんだ?」


細川「前走については、ここと次の香港まで見据えた仕上げでしたから、良化途上だったのは確かです。対して今回は先週の坂路でもしびれるような動きを見せて、跨いでいた宮内助手も“普段は体感通りの時計になる馬ですが、思ったより時計が出た”とのことで、これはそれだけ体調がいいことがわかるコメントでしょうね」


須藤「前哨戦を一叩きして目標のここへ万全の態勢、というのは、昨年の覇者ペルシアンナイトも同じです。今年は勝ち星こそないですが、大阪杯2着でトップクラスの実力を改めて示していますし、叩き良化型だけに前走の5着も想定内でしょう。というか、昨年も富士S5着からの参戦で制していますからね」


小野智「前走もそうでしたが、安田記念は脚を余した不完全燃焼でしたよね。とにかく叩かれて確実に着順を上げるタイプですし、昨年と全く同じローテーションを組んできたとなれば連覇の期待が高まりますよ」


市場「前走は、直線で勢いが付いたところでゴチャついてブレーキがかかる場面がありましたし、昨年は巧く捌けたという印象も強いですが、同じようにスムーズに運べれば最も勝利に近い存在だと思います」


那谷「確かに昨年は不利な大外枠を引きながら、ミルコの神騎乗で勝ったわけだけど、“更に力を付けている”と陣営も口を揃えているんだ。実際に、富士S後に坂路で初時計をマークしたのが昨年より4日早かったのも、心身ともに逞しくなっていることの証拠だよ。前走は、直線での不利が全てで、エンジンの掛かりが遅いこの馬には致命的だったと言えるし、ミルコに“あれがなければ勝っていたかも”と言わせたほどなんだから、とにかくスムーズに立ち回ることさえできれば、史上6頭目の連覇という偉業も夢ではないよな」

競馬専門紙「優馬」
競馬専門紙「優馬」

競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

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