連載:あの馬はいま 一世を風靡した競走馬たちの歩み

能力の高い競走馬は乗馬としても秀逸 デルタブルースはエンターテイナー!

原口啓一(teramix)
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今年17歳になったデルタブルース。ノーザンホースパークでは一緒に写真を撮る機会も 【teramix】

 引退した競走馬たちのセカンドキャリアとして最も多いのが、再調教の後に乗馬に転向すること。今回ご紹介するデルタブルースも、引退後クラブ馬として馬術競技やライディングショーなどで活躍する馬となった。所属はノーザンホースパーク。ここに入厩して1年半後には、馬場馬術、障害飛越、クロスカントリーを合わせた総合馬術で3着になっていることからもその能力の高さがうかがい知れる。ここノーザンホースパークの目的の一つが、間近でサラブレッドの美しい姿に触れてもらうことで馬にもっと親しんでもらうこと。そんな意味でもデルタブルースの勇姿はとても貢献している。しかもデルタブルース自身が多くの観客を前にすると大いにモチベーションが上がるというスター気質を持っているのだから。
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著者プロフィール

エディター。1951年4月25日生まれ(67歳)。女性総合誌の編集者として人物インタビュー、トラベル取材、ファッションなどを手掛ける。その後、馬の美しさと競馬・乗馬の世界に魅了され乗馬誌『Equus(エクウス)』を創刊。現在は“Equus Onlin”を主宰。

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