「強い競馬」シャドウディーヴァに★6つ ダートで7馬身、シハーブの将来性も抜群

競馬専門紙「優馬」

競馬専門紙「優馬」の2歳馬チェック

 今回はピックアップする2頭は、オークス馬ヌーヴォレコルトと同じ斎藤誠厩舎&ハーツクライ牝駒のシャドウディーヴァと、7馬身差圧勝で今後のダート戦線で楽しみなシハーブ。気になる★評価は!?

目指すはオークスの舞台 シャドウディーヴァ

デビュー3戦目で初勝利をあげたシャドウディーヴァ 【撮影:日刊ゲンダイ】

11/10(土) 東京3R 2歳未勝利 芝2000m
シャドウディーヴァ 牝 馬体重:468kg(±0)
★★★★★★ 6点
騎手:ルメール 厩舎:(美) 斎藤誠
生産:ノーザンファーム
馬主:Shadow
父:ハーツクライ
母:ダイヤモンドディーバ(Dansili)

 スタート直後に少し寄られるシーンがあったが、問題なく好位グループを前に見る位置取り。直線に向いてやや前が狭くなる場面があったものの、残り200m地点で抜け出すと、後続に4馬身差。ラスト3Fが11秒4−11秒3−11秒2という流れであったことを考えると、強い競馬という一言に尽きる。2戦連続2着の鬱憤を晴らす勝ちっぷり。
 
馬体診断
 デビュー戦から中2週〜中1週という、間隔の詰まったローテーションだが、落ち着いた周回で歩様にも堅さはなかった。馬体重の割りに体を大きく見せ、まだまだ成長の余地もある。馬体に前後の幅もあって、距離は中距離以上が理想だろう。オークス戦線で期待できそうな1頭。

血統診断
 母はアメリカの芝でGII勝ち。本馬の半姉ハウメアは1000万を勝ち上がり、今後も活躍しそうな期待馬。母の父Dansiliは主に欧州のマイル戦線で活躍、GIでは2着3回3着3回という善戦マンだったが、ハービンジャー(キングジョージ)や、レイルリンク(凱旋門賞)など、中長距離路線で活躍する産駒が出ている。父ハーツクライの本馬も距離適性はそういったカテゴリーだろう。

馬券の狙い目→斎藤誠厩舎のハーツクライ牝駒といえばヌーヴォレコルト(オークス)が思い出される。本馬もオークス路線での活躍に期待したい。

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競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

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