いつになれば我が意をエタリオウ 「競馬巴投げ!第178回」1万円馬券勝負
パッと起きたら、午前5時だ。絶望的な時間だ
「明日の朝、菊花賞の追い切りだから、オレは長く付き合えないよ」と冒頭に宣言する。生ビールお代わりの度に「明日の朝、オレ、栗東だから、すぐ帰らないといけない」ときっちり言う。言ったのに、「まあ、まあ、まあ」などと言われて、やや遅くなる。それでも夜の11時には帰った。
「明日、4時には起きないといけない」と強く自分に言い聞かせて寝る(ぼくは目覚ましをかけると“いつベルが鳴るかもしれない”とヒヤヒヤして寝られなくなる小心者なので、目覚まし時計は掛けたことがない)。午前3時に尿意で起きる。で、トイレから戻ってくると「二度寝は危ない」という意識と「あと1時間は寝られる」という意識が激しく交錯して、交錯しているうちに寝てしまう。パッと起きたら、午前5時だ。絶望的な時間だ。京滋バイパス・石山インターあたりを走ってないといけない時間だ。
トレセン到着午前6時。いつも撮っている坂路頂上までは歩いて(報道パスの車は午前5時半までしか内部に入れない)20分かかる。これは平場コース追いの馬の調教終わりを狙って撮ろうと方針を変えて、下見所出口に張り付く。しかし、ほかのプロ・カメラマンがいない。有力馬が出てくるときは、カメラマンがズラッと並んでいるもんだ。不吉な予感がする。知り合いのスポーツ紙記者が通ったので、「菊花賞有力馬、まだ出てくるよねえ?」と聞くと、「え、今6時15分ですよねえ」と腕時計を見て「朝イチでほとんど終わったんじゃないかなあ」などと言う。
「そうだ、坂路逍遥の降り口で待ちかまえていれば、坂路追いの馬たちが出てくるはずだ」と思いつき、500メートルほど早足で歩く。これも、知り合いのカメラマンが向こうからやってくるので、「有力馬(逍遥馬道)降りてくるよねえ?」と聞くと「あ、2分ほど前に全部降りて来ました。タッチの差でしたね」と笑う。
泣きたくなった。いつものGIなら、何頭かは遅い時間の追い切りをやるのに、今回の菊花賞栗東組に関しては、そろいもそろって朝イチ追い切りなのだ。なんで?
長々と書いたが、つまり今回の菊花賞ゼッケン馬をほとんど撮れなかったということの言い訳を書いている訳です。ほんと、申し訳ない。
ゴールドフラッグだけは撮れたのだが、見事に除外になってしまった。それで、全部昔の写真です。しかも4頭だけ。今回こそは激しく反省しております。
[写真1]グレイル 【写真:乗峯栄一】
[写真2]エタリオウ(中) 【写真:乗峯栄一】
[写真3]タイムフライヤーと担当の稲田助手 【写真:乗峯栄一】
[写真4]ステイフーリッシュ 【写真:乗峯栄一】
友道厩舎がダービー・菊花賞を違う馬で連覇するとみる
単(9)エタリオウ千円。三連単頭(9)、ヒモに(3)ブラストワンピース、(10)アフリカンゴールド、(2)グレイル、(5)エポカドーロ、(6)メイショウテッコン、(14)グロンディオーズの6頭のボックス、30点各三百円、総計一万円でいく。
秋のGI複勝コロガシ、スプリンターズSから始めていれば、本命ラブカンプーで、いきなり5倍になっていたのに書き忘れてしまった。残念至極です。今回から始めます。安いですが、エタリオウ(9)に千円。
乗峯栄一の1万円馬券勝負!2018秋の陣
単勝(9)エタリオウ×1,000円
3連単(9)エタリオウ1頭軸流し→(3)(10)(2)(5)(6)(14)[30点]×300円=9,000円
<前回の1万円勝負(スプリンターズS)>
単勝(9)ラブカンプー×1,000円⇒ハズレ
3連単(9)ラブカンプー1頭軸マルチ→(5)(10)(12)(8)(15)(3)[90点]×100円=9,000円⇒ハズレ
<前回までの収支>
−9万9,490円−1万0,000円=−10万9,490円