愛のノーヒットノーラン・ラブ完封 「競馬巴投げ!第177回」1万円馬券勝負

乗峯栄一

気合い込めた和田竜二が逃げる!

 どのくらいの重馬場になるか。距離が短い分、勝負の分かれ目はそこだけになるのではないか。スプリンターズSがGIに昇格してから29回目になるが、その29回の中で不良馬場になったのは2回だけで、04年カルストンライトオー、07年アストンマーチャンで、どちらも逃げ切り勝ちである。

 さて今年は何が逃げるか、台風がどれぐらい雨を降らすか。予想はそこに尽きる。

 こういう場合は一発度胸の騎手を狙わねばならない。逃げたい馬は何頭かいるが、気合い込めた和田竜二がラブカンプーに出ムチ食らわせてでも行くのではないか。宝塚記念で久々のGIを決めた和田竜二と、夏に初重賞をものにした森田厩舎が、勢いにのってやりそうな気がしてならない。

 単(9)ラブカンプー千円。三連単軸(9)、ヒモに(5)アレスバローズ、(10)レッツゴードンキ、(12)ナックビーナス、(8)ファインニードル、(15)ムーンクエイク、(3)ワンスインナムーン6頭ボックス、90点、各百円。総計一万円でいく。

乗峯栄一の1万円馬券勝負!2018秋の陣

<今週の1万円勝負(神戸新聞杯)>
単勝(9)ラブカンプー×1,000円
3連単(9)ラブカンプー1頭軸マルチ→(5)(10)(12)(8)(15)(3)[90点]×100円=9,000円

<前回の1万円勝負(神戸新聞杯)>
単勝(2)エタリオウ×1,000円⇒ハズレ
3連単(2)エタリオウ1着軸→(3)(5)(8)(6)(4)(9)[30点]×300円=9,000円⇒ハズレ

<前回までの収支>
−8万9,490円−1万0,000円=−9万9,490円

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著者プロフィール

 1955年岡山県生まれ。文筆業。92年「奈良林さんのアドバイス」で「小説新潮」新人賞佳作受賞。98年「なにわ忠臣蔵伝説」で朝日新人文学賞受賞。92年より大阪スポニチで競馬コラム連載中で、そのせいで折あらば栗東トレセンに出向いている。著書に「なにわ忠臣蔵伝説」(朝日出版社)「いつかバラの花咲く馬券を」(アールズ出版)等。ブログ「乗峯栄一のトレセン・リポート」

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