飛ばしに欠かせない「下から上に」の動き 下半身リードが身につく練習法とは?

吉田洋一郎
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どんなに練習しても飛ばない……そんな悩みは下半身リードを身につけることで改善するかもしれない 【写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ】

 課題別のワンポイントレッスンをゴルフスイングコンサルタントの吉田洋一郎が解説する。6回目の今回はドライバーが飛ばない人のための飛距離アップ法。たくさん練習をしてもなかなか飛距離が伸びない人のために、飛ばしに欠かせない根本的な動きを紹介する。

動かす順番が逆だと、何万球打っても飛ばせない

 アマチュアの人の練習を見ていて思うのが「ドライバーを打つ比率が多いな」という点だ。プロの練習では、だいたいアプローチから始まり、徐々に番手を上げていってドライバーまで打ち、また番手を下げていく。全体のショット練習でドライバーの比率は2割程度だ。

 一方アマチュアのほとんどが、全体の球数に対して4割以上の比率でドライバーを打っている。そして打つたびに、どんどん力感が強くなってくる人が多い。「飛ばしたい」という意識が上半身の力みを生み、その結果ヘッドスピードをロスしているのだ。切り返しが上半身から始まってしまい、切り返し直後の動き出しのスピードは速いものの、インパクトではヘッドが走らず飛距離が出ないのだ。
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著者プロフィール

シングルプレーヤーを目標達成に導くゴルフスイングコンサルタント。世界で最も有名なゴルフインストラクター、デビッド・レッドベターから世界一流のレッスンメソッドを直接学ぶ。毎年数回ゴルフ先進国アメリカやヨーロッパに渡り、PGAツアー選手を指導する一流インストラクターに直接学ぶなど、心技体のゴルフ最新理論に関する情報収集と研究活動を行っている。実際に教えを受けた著名ゴルフインストラクターの数は100名を超える。監修した書籍「ゴルフのきほん」は30,000部のロングセラー。ゴルフ雑誌、スポーツ新聞にて連載を3つ持ち、世界のゴルフティーチングに関する情報発信を行っている。

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