久留米水天宮のゴリヤク◎シャケトラ  「競馬巴投げ!第155回」1万円馬券勝負

乗峯栄一

古い写真も混じるが、ご容赦ください

 いつものように写真の説明から。先週の栗東トレセンでは、あまり天皇賞ゼッケンを撮れず、古い写真も混じるが、ご容赦ください。

[写真1]リアルスティール 【写真:乗峯栄一】

[写真1]は昨年ドバイのGI以来、今月の毎日王冠で復活してきたリアルスティールだ。昨年の秋天皇賞週の写真です。

[写真2]ヤマカツエース 【写真:乗峯栄一】

[写真2]は大阪杯、札幌記念と、勝てないまでもゴール前までよく粘っているヤマカツエースだ。今年3月の撮影です。

[写真3]キタサンブラック 【写真:乗峯栄一】

[写真3]は昨年有馬記念週のキタサンブラックだ。大阪杯、春天皇賞は連勝したものの、宝塚では思わぬ大敗となる。この敗戦をどう見るかだろう。

[写真4]ミッキーロケット 【写真:乗峯栄一】

[写真4]は今年3月のミッキーロケット。このところ、勝ちから離れているが、雨馬場なら一発あるかも。

[写真5]サトノアラジン 【写真:乗峯栄一】

[写真5]は安田記念を勝ち、毎日王冠2着で混戦天皇賞の有力馬の一頭サトノアラジンだ。ただ撮影は古く、14年2月、まだ共同通信杯に出ていた頃の撮影だ。

[写真6]マカヒキ 【写真:乗峯栄一】

[写真6]は去年のダービー馬マカヒキ。凱旋門賞挑戦のあと、どうにも調子が戻らないが、東京二千は復活の場にふさわしいかも。先週の撮影です。

[写真7]ワンアンドオンリー 【写真:乗峯栄一】

[写真7]はもう4年前のダービー馬となったワンアンドオンリーだ。このまま終わるのだろうか。サトノアラジンなどと同期で頂点に立った馬だ。一発復活があってもおかしくない。

「大雨のGI連勝」を角居厩舎で

 先週は予想通りの大雨菊花賞で、穴馬ポポカテペトルが頑張ってくれた。今週も台風が近づいているようだが、さて、先週ほど降るのかどうか。しかし「平穏に収まって欲しくない派」としては「降る」と予想したい。では降って強い馬はどれかというと、“切れる馬”ではなく“切れないけれど、前へいって何とかひとつと粘る馬”(これは先週も同じことを言った気がする)だ。候補はネオリアリズム、ヤマカツエース、キタサンブラック、マカヒキ、シャケトラだ。

 ネオリアリズム、キタサンブラック、マカヒキは人気がありすぎる。大穴馬とは言えない。ゆえに今回はシャケトラを指名する。菊花賞キセキに次ぐ角居厩舎GI連覇だ。父マンハッタンカフェはみんなが嫌がる重馬場でこそ根性をみせた。大外枠も極悪馬場では悲観したものでない。「大雨のGI連勝」を角居厩舎に披露してもらいたい。

 単(18)シャケトラ千円。今回も大穴なので、三連軸(18)、ヒモに(3)ネオリアリズム、(5)ヤマカツエース、(7)キタサンブラック、(10)ミッキーロケット、(12)ステファノス、(15)マカヒキの6頭マルチ。計90点各百円。総計1万円でいく。

 ポポカテがくれた複勝1万1100円。第二戦シャケトラの複勝に全額いく。

乗峯栄一の1万円馬券勝負!2017秋の陣

<今週の1万円勝負(天皇賞・秋)>
単勝(18)シャケトラ×1,000円
3連単(18)シャケトラ1頭軸マルチ→(3)(5)(7)(10)(12)(15)[90点]×100円=9,000円

<前回の1万円勝負(菊花賞)>
単勝(14)ポポカテペトル×1,000円⇒ハズレ
3連単(14)ポポカテペトル1頭軸マルチ→(12)(13)(11)(16)(3)(5)[90点]×100円=9,000円⇒ハズレ

<前回までの収支>
+87万6,720円−10,000円=+86万6,720円

2017秋のGI複勝コロガシ

スプリンターズS…複勝(9)メラグラーナ×1,000円⇒ハズレ
菊花賞………………複勝(14)ポポカテペトル×1,000円⇒的中(×11.1)=11,100円
天皇賞・秋…………複勝(18)シャケトラ×11,100円

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著者プロフィール

 1955年岡山県生まれ。文筆業。92年「奈良林さんのアドバイス」で「小説新潮」新人賞佳作受賞。98年「なにわ忠臣蔵伝説」で朝日新人文学賞受賞。92年より大阪スポニチで競馬コラム連載中で、そのせいで折あらば栗東トレセンに出向いている。著書に「なにわ忠臣蔵伝説」(朝日出版社)「いつかバラの花咲く馬券を」(アールズ出版)等。ブログ「乗峯栄一のトレセン・リポート」

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