平野美宇、中国の対策は「上回ればいい」 水谷、石川ら世界卓球へ抱負【会見全文】
石川「全種目でメダルを持って帰りたい」
最年長として日本女子代表を引っ張る24歳の石川佳純 【スポーツナビ】
今回は3種目に出場させてもらいます。全種目でメダルを持って帰ってこられるよう、自分自身の納得できる思い切った最高のプレーをして帰ってきたいと思います。頑張ります。(現時点のコンディションは)今は70点くらいです。今まで練習をたくさんやってきて、大会まで2週間を切ったので、あとは気持ちと体調を整えて臨みたいと思います。
(注目して欲しいプレーは)得点をした時に、「よし!」とか声が出ている時は流れに乗れている時なので、すごく良いのかなと思います。サーブからだったりレシーブからだったり、強気なプレーができている時は良い時です。最近はすごくたくさんの方に卓球を見ていただく機会が多くなって、私たち自身もすごく嬉しいですしモチベーションにもなっているので、今まで見たことなかったのに卓球ってこんなに面白いんだ、と思ってもらえるようなプレーがしたいと思います。
■平野美宇(JOCエリートアカデミー/大原学園)
今回はシングルスとダブルスの2種目出場させてもらうので、両方でメダルを獲得できるように頑張ります。(現時点のコンディションは)今は50点くらいです。(優勝した)アジア選手権や全日本選手権など、いつも大会前は20くらいで、アジア選手権の時もあんまり調子が良くなくて、終わったと思ったら(大会を)終えてみたら(結果が)良かったです。それよりは良い感じでできていると思います。
(注目して欲しいプレーは)速さが特徴なので、速い卓球を見ていただけるように、そういったプレーができるように頑張りたいです。
■伊藤美誠(スターツSC)
今回はシングルスとダブルス、2種目に出場させてもらいたいます。なるべく良い色のメダルを持って帰ってこられるように頑張ります。(現時点では)卓球のコンディションは良くもなく悪くもなく、半分くらいかなと思っています。いつも良い時もなくて、悪い時もあまりないので、いつも50くらいで練習して、試合に臨む時は100に近い状態に持っていけるようにしているので、まだまだ焦りはないです。体の面も、アジア選手権の時に少し故障してしまったんですけど今は完全に治っているので、思い切って試合に臨みたいなと思います。
(注目して欲しいプレーは)私は前回大会の世界選手権個人戦、蘇州大会に戻ったようなプレーをしたいとずっと言っていたのでそこのプレーだったり、もっと進化した自分のプレーを出していけたらいいかなと思っています。「え、ここでこのプレーするの!?」というのが私のプレーなので、そういうところを見てほしいなと思います。
■早田ひな(希望が丘高)
初の世界選手権なので緊張すると思いますが、(女子ダブルスでペアを組む)伊藤(美誠)選手の足を引っ張らないように精一杯努力し、金メダルを目標に頑張りたいと思います。私の今のコンディションは70点ぐらいです。12月に右膝を痛めて、それからラケットを握らないこともあったんですが、今は毎日最後のコマまでみんなとしっかり練習ができているので、後はデュッセルドルフに行ってちゃんと調整して、世界選手権に臨みたいと思います。膝の状態は、練習試合を1試合すると痛みが出ることはあるんですけど、練習だけの日は痛みはそんなに無いです。グランドファイナルの時が100としたら、今は10くらいに下がっています。
(注目して欲しいプレーは)私は伊藤選手とのダブルスの出場なので、伊藤選手の前陣速攻型と自分の中陣での両ハンドという2人の得意なプレーがあるので、そこを見てもらいたいです。そして得点した後の、2人の息の合った声の出し方がけっこう特徴的なので、そこを見てもらいたいです。
■佐藤瞳(ミキハウス)
自分にとって初めての世界選手権で緊張はありますが、(代表として)使ってもらえることに感謝して、自分の力を全部出し切ってきたいと思います。(現時点のコンディションは)私は今60点くらいで、技術面や体力面はすごく充実しているので、残りの期間でしっかりと気持ちの部分を作っていきたいと思います。
(注目して欲しいプレーは)私はカットマンなので、カットマンならではのコートを広く使ったファインプレーなどを見ていただきたいです。
■加藤美優(日本ぺイントホールディングス)
初めての世界選手権なので、このチャンスを無駄にしないように頑張りたいと思います。今の自分の点数はだいたい75点くらいかなと思っていて、合宿でけっこうウエイトトレーニングをやらせてもらって、その成果を出せるようにここから調整していきたいと思います。
(注目して欲しいプレーは)しゃがみこみサーブからの3球目(攻撃)や、変化をつけたラリーなどを楽しみながら見てもらえたらうれしいです。
※前田美優(日本生命)は大会出場のため欠席
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