大迫勇也「まだまだこれから」 国際親善試合 オマーン戦後のコメント

スポーツナビ

岡崎慎司(レスター/イングランド)

途中出場で久保と2トップを組んだ岡崎は「選択肢が広がるのは良いこと」と感想を口にした 【写真:田村翔/アフロスポーツ】

「選択肢が広がるのは良いこと」

(途中出場で久保と2トップを組み、途中からは浅野が真ん中に来たが)相手が引いている状態での2トップで、狙いとしては悪くなかったと思います。コンビネーションも合っていたと思いますし。2人の良さも出ていたと思うし、縦関係になった時にチャンスになるシーンもあったので、もう少し長い時間やってコンビネーションを深めるというのが大事だと思います。

(久保との2トップは)距離をお互いに見合えるので、(裏に)抜けることも、足元で受けることもできる。2人とも裏に抜けたいと思うので、生かせるような動きをやっていったらいいなと感じました。(お互いに似ているところもあった?)そういう部分は(浅野)拓磨にしろ、(久保)裕也にしろあると思うので、個人的にはもっとプレーしていったら良くなると思います。サコ(大迫)も1トップで結果を出したけれど、なかなかボールに触れられない時もあったと思います。今日はうまくいってゴールを決められましたが、うまくいかない時のオプションとしてはサコとの2トップもあるだろうし、裕也や拓磨との2トップもあると思います。いろいろな選択肢が広がるというのは良かったと思います。

浅野拓磨(シュツットガルト/ドイツ)

浅野はPKを獲得したシーンを振り返り「シュートまでいきたかった」と悔しさをのぞかせた 【写真:田村翔/アフロスポーツ】

「選択肢が増えてきている」

(途中から真ん中に入って岡崎と2トップを組む形になったが)僕が一番前で、岡崎さんが1.5列目で動いてましたが、決まったポジションにずっといるんじゃなくて、お互いがお互いを見て、良いコンビネーションをもっと生めればなと思います。(前の方がやりやすかった?)そうですね。どっちで出たとしても、自分の中で求めることはあまり変わらないですが、やっぱり構えている方が自分の特徴は出やすいかなと思います。

(代表でのプレーイメージは)チームではサイドをやること多いですが、前だけではなく、サイドでプレーすることによっていろいろな選択肢が増えてきていると思います。自分の中ではまだハマっていないなと感じていますが、チームでサイドを経験することによって、代表でどっちのポジションでも準備できるので良いことだと思います。

(PKを獲得したシーンはうれしそうだったが)そんなに「よっしゃ、PKとった」という感覚ではなかったです。どちらかというと、あれはPKを取られずにシュートまでいきたかったシーンでした。準備はしていましたが、ボールとのイメージが合わなくて動き出しがちょっと遅れた分、相手も後ろからきたのでPKがとれました。

酒井高徳(ハンブルガー/ドイツ)

「あまり良いシミュレーションではなかった」

 勝ったことが一番ですし、久々に来たサコ(大迫)が点を取ったのは非常に良かったと思います。攻撃の時のテンポは良かったです。でも正直、相手を悪く言うつもりはないですが、モチベーションがないかなというのを感じたので、そんなに参考にはならなかったかな、というのが個人的な感想です。

(危険なカウンターも少なかった?)そうですね。個々の部分でも確かに(サウジアラビアに)似ている部分はありましたが、もっとクオリティーが高いと思います。サウジが取られないところでボールを取られていたので、あれだけで僕らの疲労度も変わってきます。それで攻撃にかける力、守備にかける力というのがまた変わってくるので、全然違う内容になると思います。あんまり良いシミュレーションになったという感じはないです。ただ、勝ったということと、点が入ったということはチームとしてもポジティブなことだと思います。

原口元気(ヘルタ/ドイツ)

「僕は点を取るだけの選手ではない」

(監督には)シンプルにプレーして、裏を狙っていけと言われました。(アシストもあったが)相手も疲れていて余裕もありましたが、良い感覚でプレーできたと思います。

(プレーの評価は)評価できるほどプレーもしていないですし、相手も味方も疲れていて、難しい時間でした。外から見ていていろいろな刺激をもらえましたし、出た選手は非常に良いプレーをしていたので、僕も良いプレーをしたいなと思いました。点を取りたかったですし、アグレッシブにいこうとは思っていました。

(4試合連続ゴールは)関係ないです。得点は毎試合取りたいので、今日も取りたかったです。でも、僕は点を取るだけの選手ではないし、他の仕事もたくさんやってチームに貢献したいと思っています。ただ、分かりやすく評価されるのが得点なので、取りたかったと思います。次の試合が一番大切ですし、そういう試合でもう一回、何か結果を残して、さらに自分の評価を上げていきたいし、日本のために頑張りたいなと思います。

長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)

「新しい選手が結果を残したのはポジティブ」

(今日の試合の収穫と感想は)チームとして4点取りましたが、もちろん課題はあると思います。でも、次の試合に向けてしっかりと勝てたこと。そして、新しい選手、久しぶりに出る選手も結果を出したので、それはすごくポジティブに捉えていいと思います。サコも、(小林)祐希もそうですが、点を取った選手はもちろん、それ以外の選手も、自分の持ち味をしっかり出していたと思います。みんなアピールしようという感じはありましたし、非常に良かったと思います。

(チームのサッカーについては)今日は、前からどんどんいこうという形でやっていました。守備の部分では、切り替えて、ボールをしっかり奪えていたところもあります。ちょっと落ち着いてしまった部分もあるかなとは思いますが。

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