【BOATRACE】磯部誠をはじめ地元トップスリーが堂々準優 常滑トコタンキング決定戦

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 ボートレース常滑の「G1開設71周年記念競走 トコタンキング決定戦」(優勝賞金1200万円)は13日、開催5日目の10・11・12Rで準優勝戦が争われる。

 予選最終日の4日目を振り返ると、曇り空で1Rが開始されたが、雨が降ったりやんだりのコンディション。風向きは北からの右横風で始まり、4Rからは北西の向かい風に変わり、2メートル以下の微風で行われた。決まり手は逃げが最多の8本、まくり差しが3本、抜きが1本。

 4日目11Rで予選突破へ1着勝負だった中島孝平(福井出身・福井支部45歳)【写真下・中央】が、磯部誠らに競り勝って3連単8万円台のビッグ配当が飛び出した。中島は「ターン回りに関しては自分の中ではある程度しっかりしているけれど、直線や行き足はずっと弱いです」と勝っても笑顔はない。「調整はちょこちょこはやっているが、なかなか良くならないです。ただ、ターン回りはしっかりさせておきたいので、この辺ですかね」と直線は劣勢でも巧腕ハンドルで勝負する土台は作り上げた。得点率を16位タイの5.60までアップさせ、準優は10R6枠から。再度、波乱の使者となるか。

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 その中島に競り負けた磯部誠(愛知出身・愛知支部34歳)【冒頭の写真】だが、得点率トップの座を守るミッションは遂行した。終わってみれば゛オール3連対で得点率は8.50の1位.「4日目は良くなかったです。起こしがあまり良くないですね」と課題を挙げたが、ストレートに関しては上々。地元周年制覇へ一歩ずつ近づいている。準優12Rは絶好枠から気迫のレースで魅了するか。

 磯部をはじめ、池田浩二、平本真之の地元トップスリーが奮闘しているが、北野輝季(愛知出身・愛知支部36歳)【写真下】も好レースを披露している。4日目9Rでは3コースからのまくり差しで突き抜け、得点率7.40の4位で準優入りを果たした。「水面が良かったのもあるけれど、舟が返ってきたし体感も良かったです」と笑みがこぼれた。「プロペラの微調整だけですが、回り足や乗り心地が良くて自分の好きな仕上がりになっています」と地元・第四の矢としてファイナル入りをめざしている。準優10Rは2枠から実戦足の良さを生かす。

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 準優ボーダーは3日目終了時点の5.75から最後は5.50まで下がり、西村拓也、上野真之介、片岡雅裕の3人が並んだが、西村だけが準優へ駒を進めることができた。また、愛知支部勢の準優1枠独占に待ったをかけたのが羽野直也だ。

<常滑 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 羽野 直也(福岡・福岡)
2枠 北野 輝季(愛知・愛知)
3枠 平本 真之(愛知・愛知)
4枠 山口  剛(広島・広島)
5枠 原田 幸哉(愛知・長崎)
6枠 中島 孝平(福井・福井)
※()内は出身・支部の

<常滑 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 池田 浩二(愛知・愛知)
2枠 関  浩哉(群馬・群馬)
3枠 入海  馨(岡山・岡山)
4枠 井上 忠政(大阪・大阪)
5枠 菊地 孝平(岩手・静岡)
6枠 菅  章哉(徳島・徳島)

<常滑 5日目 12R 準優勝戦>
1枠 磯部  誠(愛知・愛知)
2枠 井口 佳典(三重・三重)
3枠 瓜生 正義(福岡・福岡)
4枠 峰  竜太(佐賀・佐賀)
5枠 宮地 元輝(佐賀・佐賀)
6枠 西村 拓也(大阪・大阪)

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