サンマがなくてもイワシだ。静かに進軍。「競馬巴投げ!第129回」1万円馬券勝負

乗峯栄一

神戸新聞杯の出走馬を写真で紹介

 そんなことを考えながら、ある程度分かっている地上生物・競走馬の神戸新聞杯だ。

 今週も春のG1シーズンの頃のもので恐縮だけど、まず写真の説明から。

[写真1]はダービーでマカヒキに悔しいハナ差負け、ここでは抜けた1番人気になるだろうサトノダイヤモンド。

【写真3】エアスピネル 【写真:乗峯栄一】

[写真3]は皐月賞・ダービーともに4着。最後の一冠へ狙いをつけるエアスピネル。

【写真4】ナムラシングン 【写真:乗峯栄一】

[写真4]は皐月賞7着のあと4ヶ月休養。小倉で鮮やかな勝ちをおさめたナムラシングン。

【写真5】イモータル 【写真:乗峯栄一】

[写真5]は共同通信杯でディーマジェスティに迫ったイモータル。

【写真6】ミッキーロケット 【写真:乗峯栄一】

[写真6]は皐月賞大敗のあと、北海道で乗り込み1、2、1着と気を吐いているミッキーロケット。

【写真7】レッドエルディスト 【写真:乗峯栄一】

[写真7]は青葉賞2着からダービー9着と健闘したレッドエルディスト。

ナムラシングンから大穴来い!

 実力・実績的にダイヤモンドが抜けているのは分かっているが、このダイヤモンド、エアスピネルをはじめ多くの馬がダービー以来のレースというところにすがってみたい。あまりに配当が安いからだ。

 ナムラシングンからいってみたい。皐月賞も馬群の中でよく我慢していたし、何より、前走の小倉の勝ち方が直線放す一方の鮮やかなものだった。高野厩舎としてはロスカボス、レブランシュなど有力馬のクラシックを諦めたあとの一頭だ。かなりの思いがこもっているとみる。

 単(8)ナムラシングン千円。三連単(8)頭固定、ヒモに(14)サトノダイヤモンド、(15)ミッキーロケット、(3)ロードランウェイ、(7)エアスピネル、(12)レッドエルディスト、(4)ロードヴァンドール各三百円、総計1万円。そろそろ大穴来い!

乗峯栄一の1万円馬券勝負! 2016秋の陣

<今週の1万円勝負(神戸新聞杯)>
単勝(8)ナムラシングン×1,000円
3連単(8)ナムラシングン1着軸固定→(14)(15)(3)(7)(12)(4)[30点]×300円=9,000円

<前回の結果(ローズS)>
単勝(6)ジュエラー×1,000円⇒ハズレ
3連単(6)ジュエラー1着軸固定→(3)(4)(5)(7)(13)(9)[30点]×300円=9,000円⇒ハズレ

<前回までの終始>
0円−10,000円=−10,000円

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著者プロフィール

 1955年岡山県生まれ。文筆業。92年「奈良林さんのアドバイス」で「小説新潮」新人賞佳作受賞。98年「なにわ忠臣蔵伝説」で朝日新人文学賞受賞。92年より大阪スポニチで競馬コラム連載中で、そのせいで折あらば栗東トレセンに出向いている。著書に「なにわ忠臣蔵伝説」(朝日出版社)「いつかバラの花咲く馬券を」(アールズ出版)等。ブログ「乗峯栄一のトレセン・リポート」

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