【全日本プロレス】諏訪魔が王道トーナメント初優勝「次は三冠」 W-1征矢が大森にWILD対決直訴も秋山が激怒
予告通りW-1征矢が全日本マット登場
公約通りに全日本のマットに現れたW−1征矢は大森に復帰戦の対戦を直訴 【横田修平】
過去には世界タッグ王座を戴冠し、人気バラエティー番組『アメトーーク』にも取り上げられるなど、多くの人々から愛されていたGET WILD。だが、3年前、所属選手がWRESTLE−1へと分裂し、征矢も契約完了を待って退団後、フリーとしてWRESTLE−1を主戦場に移したため、タッグは自然消滅。だが、解散後も2人は入場テーマ曲にTM NETWORKの『GET WILD』を使い続けていた。
大森は再会を喜びながらも返答を保留
バックステージでは秋山に無礼さを怒鳴りつけられた征矢 【横田修平】
バックステージでも大森は「いろいろ、彼が辞めていった経緯もあるし、即答はできない。定食屋に行って何食べるかなら今決められるけど、『どうするどうする』って言われたら『あああ……』ってなるでしょう」と、懐かしさは感じながらも、自分では答えはすぐには決められないと悩める胸のうちを明かした。
一方、「もう一度、ワイルドの原点を、ワイルドの刺激を思い出したい」と、今回の行動に出た征矢だが、バックステージで秋山に「何が大森のダンナだ。頼み方があるだろ!」とその無礼さを怒鳴りつけられ、シュンとなっていた。
前王者の中島がGAORA王座返り咲き
GAORA TV王者に返り咲いた中島洋平 【横田修平】
中島とビリーは1年前の昨年8.16神戸大会で空位となった同王座を争い、中島が勝利。だが、今年8.20神戸で1年越しに同一カードが組まれ、ビリーがリベンジを果たしていた。
ビリーはフットスタンプで中島のボディーにダメージを与えると、「どうした、元チャンピオン」と挑発。中島もプランチャ、トペスイシーダ、卍固めで意地を見せる。ビリーのファイヤーバードスプラッシュをかわし、ベルティゴも切り返してピンチを切り抜けた中島は、ジャーマンスープレックス、跳後廻蹴でトドメをさし、愛しの「アモーレ」を再びその手に取り戻した。
井上雅央がまさかの挑戦要求
試合後、井上雅央が私服姿で現れまさかのベルト挑戦をアピール 【横田修平】
ビリーに対しては「もっともっと一緒にリング上で過ごしたい相手」と、今後も対戦やタッグ結成を熱望。一方、井上には「アモーレを取り戻して春が来たんで、すぐ秋にはさせない」と王座死守を宣言した。