【全日本プロレス】諏訪魔が王道トーナメント初優勝「次は三冠」 W-1征矢が大森にWILD対決直訴も秋山が激怒
諏訪魔はカシンとの因縁対決を制す
準決勝では諏訪魔vs.ケンドーカシンの因縁対決が実現した。両者は１４年４.２３後楽園での「チャンピオン・カーニバル」公式戦で対戦。だが、諏訪魔がカシンのセコンドに就いた藤田和之に気をとられ、屈辱の敗北。昨年１１．１５両国では藤田との初対戦が実現するも、不完全燃焼に終わっており、諏訪魔としてはカシン及びＩＧＦに苦々しい記憶しか残っていない。
レフェリーを味方につけ反則し放題
今回はセコンドをつけず、強奪した大怪獣モノの卵らしき謎の球体のみを抱えて登場したカシンは、青森・光星学院（現八戸学院光星）高校レスリング部出身の先輩であるボンバー斉藤レフェリーを味方につけ、反則攻撃をし放題。斉藤レフェリーが諏訪魔の気をそらす間に、シューズのヒモをゆるめ、足首固めの途中でスッポ抜けさせて、２年半前の勝利の再現を狙うも、さすがに諏訪魔も同じ手は食わず。バックドロップからシューズの脱げた足を容赦なく締め上げ、ギブアップさせた。
カシンが敗れた瞬間、どこからともなく不気味な咆哮が起こり、大怪獣モノが出現。カシンに奪われた卵を取り返すが、タオルに包まれた謎の球体の正体は、ただのラグビーボール。だまされたモノの悲痛な叫びが場内に響き渡った。
一方、カシンはモノの存在など気にも留めず、「セコンドが、誰も来てくれないからなぁ。冷たいよな、はぐれのやつらは。こうなったら新しいはぐれのメンバーを探すしかない……いる！ ひとりいる！ 新しいメンバーが。決まったら皆さんに披露します」と、まとまりのないはぐれＩＧＦの新メンバーを匂わせた。
一方、カシンはモノの存在など気にも留めず、「セコンドが、誰も来てくれないからなぁ。冷たいよな、はぐれのやつらは。こうなったら新しいはぐれのメンバーを探すしかない……いる！ ひとりいる！ 新しいメンバーが。決まったら皆さんに披露します」と、まとまりのないはぐれＩＧＦの新メンバーを匂わせた。
秋山はゼウスに敗れ２回戦敗退
史上初の２連覇を狙った秋山準は、ゼウスに敗れ無念の２回戦敗退となった。秋山は序盤から場外へ連れ出しラフファイトを展開。フロントネックロック、ジャンピングニー、エクスプロイダーとたたみかけるも、ゼウスはリストクラッチ式に来たところを力で振り切り、チョークスラム、ラリアット３連発からのジャックハマーに力尽きた。