よくぞ間に合った、ジュエラー 「競馬巴投げ!第128回」1万円馬券勝負

乗峯栄一

阪神も終わった……いよいよ秋競馬だ

 オリンピック・パラリンピック、それにプロ野球も終わった(終わったに等しい。“超変革”して最下位になってどうするんじゃ、阪神タイガース)。いよいよ秋競馬だ。

 よくぞ、桜花賞馬ジュエラー、戻ってきた。これで3歳牝馬戦線も面白くなってきた。

 まず写真説明から。ほとんどが桜花賞近辺の写真です(古くてすいません)。

[写真1]は桜花賞追い切りのジュエラー(前に出ている方)。珍しく望遠レンズ・連写使ってみたんだけど、やっぱりクリアじゃないね。

【写真5】オークス馬シンハライト 【写真:乗峯栄一】

[写真5]オークス馬シンハライト(の桜花賞週)。手前の馬をやり過ごしているうちに、いつものように後ろ姿になってしまった。

【写真6】カイザーバル 【写真:乗峯栄一】

[写真6]春のクラシックは無念の見送りとなってしまったが、夏の北海道でも一叩きしたカイザーバル。

【写真7】アットザシーサイド 【写真:乗峯栄一】

[写真7]桜花賞で「ジュ」「シン」2強に迫ったアットザシーサイド。

【写真8】アドマイヤリード 【写真:乗峯栄一】

[写真8]そのアットザシーサイドのさらに後ろから迫ったアドマイヤリード。

【写真9】レッドアヴァンセ 【写真:乗峯栄一】

[写真9]桜花賞、オークスともいい追い込みを見せたレッドアヴァンセ。

【写真10】デンコウアンジュ 【写真:乗峯栄一】

[写真10]オークスで一瞬ウッ?と言わせたデンコウアンジュ。

シンハライトに勝てるのはジュエラーしかいない

 ローズSはほとんどがオークス以来の出走で、その間の成長・調子がどうだったのか、判別のしようがない。カイザーバルの北海道戦も目を見張るような走りではなかったので、迷う。

 やはり桜花賞のときのジュエラーの鬼脚を信じる。故障明けだし、目一杯走らないのではという予測もあるが、阪神のゴール前坂を見たら無意識に頑張ってしまう馬なのだと思う。シンハライトに勝てるのはこの馬しかいない。

 単(6)ジュエラー千円。三連単頭(6)固定、ヒモに(3)カイザーバル、(4)アットザシーサイド、(5)レッドアヴァンセ、(7)シンハライト、(13)アドマイヤリード、(9)フロムマイハートの6頭ボックス30点、各三百円。総計一万円勝負。

乗峯栄一の1万円馬券勝負! 2016秋の陣

<今週の1万円勝負(ローズS)>
単勝(6)ジュエラー×1,000円
3連単(6)ジュエラー1着軸固定→(3)(4)(5)(7)(13)(9)[30点]×300円=9,000円

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著者プロフィール

 1955年岡山県生まれ。文筆業。92年「奈良林さんのアドバイス」で「小説新潮」新人賞佳作受賞。98年「なにわ忠臣蔵伝説」で朝日新人文学賞受賞。92年より大阪スポニチで競馬コラム連載中で、そのせいで折あらば栗東トレセンに出向いている。著書に「なにわ忠臣蔵伝説」(朝日出版社)「いつかバラの花咲く馬券を」(アールズ出版)等。ブログ「乗峯栄一のトレセン・リポート」

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