イチローとディズニーランドが関係ある!? 3000安打に王手で特殊ボールが登場
タイミングが微妙だった投ゴロ
3000安打に王手をかけて回ってきた9回の第2打席はピッチャーゴロに終わった 【Getty Images Sport】
8回にサード内野安打を放った後、9回にもう1回、打席が回ってきた。
このときばかりは、記録の瞬間を見届けようと、客席のファンが総立ち。
最初の打席とは、盛り上がりが違った。
一種、異様な雰囲気の中で打席に入ったイチローは、1球目ボールの後の2球目をフルスイング。しかし、センターに抜けようかという打球をオバーグがグローブを伸ばしてはじく。一塁側に転がった打球を、マウンドを駆け下りて拾い上げたオバーグが、冷静に拾い上げて膝立ちのまま送球。すると、わずかにイチローの足が及ばなかった。
その瞬間、客席のファンは、戸惑いの声を挙げる。一塁のタイミングは微妙。ビデオ判定でセーフになれば、それが3000本目のヒットだからだが、マーリンズがチャレンジを諦めると、公式記録はピッチャーゴロとなった。
王手をかけて現地時間7日に先発
8月7日、コロラド。イチローは、大リーグ通算2999本で試合に臨む。
ところで、ギブソンのボールだが、あるとき、叔父が捕った、という人が名乗り出た。その人は、証拠のビデオもあるとして、所有権を主張したが、その叔父さんは当時つき合っていた彼女にあげてしまい、2008年、その彼女に連絡をすると、ガレージのどこかにあると教えられたが、探してもついに発見することは出来なかったそうである。